内容説明
臨時教員ながら学級担任として自分のクラスを受け持つことになった生野結衣。夢を叶え、喜びを噛みしめる結衣だが、クラスには不登校を続ける生徒―佐伯俊雄がいた。電話でも連絡がつかず、不吉な予感を覚えた結衣は俊雄の家に向かう。それが、彼女が体験する絶望的な恐怖の幕開けだとも知らずに…。「呪われた家」の恐怖を凄絶に描き、日本中に旋風を巻き起こした「呪怨」シリーズ最新作、最恐のノベライズ版!
著者等紹介
大石圭[オオイシケイ]
1961年、東京生まれ。法政大学文学部卒。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文藝賞佳作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Yu。
25
昔そこで8歳の男児が亡くなった‥ 無念の声を遺しながら。。地元で有名な曰く付きの家に肝試しに来た4人の女子高生に降り掛かる呪いと災厄の生徒がいるクラスを受け持った担任教師を襲う恐怖という時代を跨いだこれら2つのケースが重なり合う毎に基底へと近づいていくもうひとつの『呪怨』物語。ノベライズだからというつまらない構えは無くした方がいいですね‥ 映画版より断然こっちの方が愉しめました。2017/05/25
急いで突厥
23
夏が来たのでホラーを読んだ第3段。ウーン。読み方としては終わりの始まり→黒い少女→白い老女が正しいのかな。逆から読んでしまったので、時系列が混乱してしまった。とりあえずファイナル読みます。2015/07/09
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
19
大石圭は一番好きな作家なのだがノベライズの作品というのは苦手だなと改めて実感。どちらかというと大石圭が考えた作品の方がいいなとは思う。しかし、ホラー映画のノベライズなだけあってとても怖い。余談だが夜中に自室で呪怨を読んでいたらカサカサと音がするので音がする方を見たら肌色の大きめの蜘蛛が畳の上を歩いており、絶叫をしてしまった。タイミングが良すぎる…。2014/07/21
mari
10
初めて本を読みましたが、ま、フツーっといった感じ。最初の児童虐待が凄まじすぎてそれのほうが怖い。子どもにあれだけのことを出来るのは間違いなく悪魔。2014/08/22
理央
5
ホラーは、小説でって決めてるから、今回も読ませていただきました。 同じ言葉、言い回しに くどい と一人毒づきながら グロい話を最後まで読んで 子供は親の所有物ではありません。と一言感想 2014/09/27