角川ビーンズ文庫 西の末裔（デイセンダント）―駆けよ、光の果てに集う者

村田 栞【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2014/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 254p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041016671
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

羅刹天像を捨てる旅に出た青蓮たち一行に、楊貴妃がさらわれたという知らせが入った!　戸惑う青蓮たちに、灰道士の手下・灰狗衆が執拗に襲いかかる。しかしそのうちの1人は、黄豹・朱虎の昔なじみで!?

内容説明

「許せない―！今度こそ灰道士を止める！」羅刹天像を捨てる旅に出た青蓮たち一行に、楊貴妃がさらわれたという知らせが入った！しかも犯人は、滅ぼしたはずの灰道士だという。戸惑う青蓮たちに、灰道士の手下・灰狗衆が執拗に襲いかかる。しかしそのうちの１人は、黄豹・朱虎の昔なじみで！？〓屍（キョンシー）と違い、意思を持つ彼を滅ぼすべきか否か、悩み苦しむ青蓮の導いた答えは―。４人と１匹、絶対絶命のピンチが訪れる第３弾！！

著者等紹介

村田栞［ムラタシオリ］
山梨県出身。第３回角川ビーンズ小説大賞にて、奨励賞・読者賞を受賞し『シェオル・レジーナ　魂の捜索人』にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[フキノトウ]

まさかの、最終巻。キョンシーにされてしまって、生前の心も持ち合わせるっていうのは辛いね。黒麒たちの水浴びシーンのイラストが良かった。サービスシーン(笑)もうちょっと、戦いの描写じゃない日常の描写が読みたかったなー。面白いシリーズでした。

2014/08/21

[nono]

シリーズ完結。全てを企む黒幕の灰道士、しかしその裏にはある事情が⁉唐を舞台にした四人と一匹の冒険譚、危険も涙もいっぱいでハラハラでしたが、同時に彼等の成長ぶりも頼もしく、これで終わりなのが勿体無い感有り。漢字がいっぱいで挫けそうではあったものの、歴史の教科書で時折見た人物も活躍して楽しいひとときでした。色恋の欠片もない展開でしたが、彼等の想いの熱さを堪能、楽しく読了。

2018/01/08

[ダージリン]

朱虎と黄豹の印象が、この巻のエピソードでくっきりして興がのりましたのに、最終巻でした（笑）。そして三蔵サマが黒幕でなくて良かったです。そして最後まで残念さ全開でした（笑）。茶々がたのもしく、とても可愛いい（ヒロイン！？）。

2014/11/26

[ほずみずほ]

面白かったので3巻で終了はちょっと寂しかった。今回は朱虎視点もちょっとあったけど、彼のイメージが結構自分の中で変わった。もっとあんな感じで一人一人ピックアップしてほしかったなぁ。

2014/09/10

[シュウ]

気になっていたことが明かされた。予想とは違うところもあったけど。このメンバーでの旅はずっと続いていくのだろうな。

2019/11/07