出版社内容情報
幸田 真音[コウダ マイン]
著・文・その他
内容説明
財務省で将来を嘱望された若手官僚、原田が自殺した。上司の芹川は、昭和初期の財政政策が克明に記されていた原田のノートに導かれるように、財務省の地下室に向かう。原田は何を伝えたかったのか?地下室で芹川が見た日本の暗部とは―?政策の検証を許さなかったこの国に未来はあるのか。国会議事堂、日本銀行、マスコミ、金融市場などを舞台に、日本経済の裏側に巣喰う禍々しいものの正体に迫る!
著者等紹介
幸田真音[コウダマイン]
1951年生まれ。米国系銀行や証券会社で、債券ディーラーなどを経て、95年『小説ヘッジファンド』で作家に。政府税制調査会委員など数多くの公職も歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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