角川oneテーマ21<br> 取材歴59年の記者が見たW杯「裏表」ヒストリー

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角川oneテーマ21
取材歴59年の記者が見たW杯「裏表」ヒストリー

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784041016091
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0295

出版社内容情報

1932年に新潟に生まれ、大学卒業後、一貫してサッカー取材を続けてきた著者。W杯は1970年のメキシコ大会以来、欠かさず現地取材に飛んだ。誰よりも長く、深く知る人間が語る「フットボールの神髄」。

内容説明

日本代表の試合が100倍面白くなる!現地取材12回(2014ブラジル含む)の記者が明かす、知られざる物語。日本サッカー殿堂入りの著者、牛木素吉郎がW杯を語る。

目次

第1章 世界最大の祭典ワールドカップのはじまり(ワールドカップは世界の大衆の「お祭り」;オリンピックとの違いで捉えるワールドカップ;ワールドカップを生み、育てたフランスの法律家;オリンピックに反対して計画されたワールドカップ)
第2章 世界化を進めたFIFAとテレビ中継(サッカーの世界史を大き変えたワールドカップ;第二次世界大戦の影響も受けた第4回、第5回大会;ブラジルの黄金時代;テレビが作り上げた「スーパースターの時代」;世界への拡大;日本はなぜ出遅れたか;決勝大会への連続出場)
第3章 現地観戦の裏事情と人間模様(一生に一度は現地で「本物」を楽しもう;ワールドカップのチケットの安全な取り方;往復航空券予約で忘れがちな点;開催国内の移動で重要なポイント;航空券同様にホテルを予約するにはポイントがある;入場券は実は「手に入る」;自費で休暇!ぼくの取材旅行;安全に「お祭り」を楽しむために)

著者等紹介

牛木素吉郎[ウシキソキチロウ]
1932年、新潟県生まれ。新潟県立新潟高校、東京大学文学部社会学科卒業。東大ア式蹴球部主務。東京新聞運動部、読売新聞運動部及び編集委員を経て93年から兵庫大学教員。経済情報学部教授を務め、2006年3月退職。新聞記者時代には現在の東京ヴェルディの前身である「読売サッカークラブ」の設立も手がけた。サッカージャーナリストとして「サッカーマガジン」に1966年の創刊以来、2006年10月まで時評を連載。1993年度ミズノスポーツライター賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Wackey

3
特に第三章が面白かったです。現地観戦のノウハウは、1970メキシコから11回連続でW杯を観戦してきた著者だからこその説得力がありました。チケットやホテルの苦労話や移動手段など為になる話ばかりでした。現地にW杯観戦したくなりました(笑)。一、二章はとてもわかりやすくまとめられていたと思いますし、1986年のW杯が日本で開催される可能性があったことなど知らなかったこともありました。また、2006のオーストラリア戦を「暑さ」や「水分補給」の観点から論じているのも新鮮でした。若手記者には書けない一冊です!2015/01/27

Kumisuke92

2
なぜ世界選手権ではなくワールドカップなのか、なぜアマチュアリズムではないのか。同じフランス人が始めたスポーツの祭典でありながらオリンピックとは違う信念があるのが興味深い。スポーツでお金を稼ぐことを悪としてしまったら、スポーツは中産階級以上に閉ざされてしまうものになるわけで、私はサッカーに共感。著者は取材歴59年!知性と経験に基づくワールドカップヒストリーは、東西ドイツ比較など文化論にもなっている。私は、フランス大会、日韓大会と、ワールドカップを現地で味わったことがあるので、あの祭りの興奮を思い出した。2015/11/01

haijiiha

1
W杯と五輪の相違2018/07/25

coolmonster

1
ヒストリーという大げさなタイトルは似合わない日本を絡めたワールドカップ(報道)の歴史と現地観戦のコツ的なものをまとめた軽めの新書。2014/07/20

Mimuchi

1
W杯11回観戦の著者の貴重な話の紹介です。2014/05/26

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