出版社内容情報
中野 京子[ナカノ キョウコ]
著・文・その他
内容説明
『怖い絵』の中野京子が、彼女ならではの視点で世界史を斬るシリーズ第2弾。フランス革命前後200年という、歴史上おそらく社会も文化もいちばん変化した時代に焦点を当て、そこに生きた絢爛たる人々の、嘘みたいなそして何とも情けない話を集めました。加えて映画が描いた歴史の裏側もさまざまな角度から解説。ストーリーを追うだけではわからない事実が飛び出します。世界史好きも詳しくない方も楽しめる強烈な逸話集!
目次
第1章 騒がしい時代(宮廷に蠢くひとびと;有名であろうが、なかろうが)
第2章 映画が語る世界史(絢爛ならざる宮廷絵巻;芸術家たちの光と影;運命の女たち;民衆の底力)
著者等紹介
中野京子[ナカノキョウコ]
作家・ドイツ文学者。北海道生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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坂城 弥生
39
世界史をテーマにした映画の話が面白かった。実際見てみたいな、と思う作品もあった。2021/09/21
りくう
34
相変わらずカタカナを拒否する私の頭ですが、まあなんとなくで面白い。日本の話もちらほらあるし、映画と世界史を関連づけた第二章は興味深かった。洋画は嗜まないのですが何点か観てみたいかも、と思いました。いや、しかし…唐突に脱線してまで意見を溢すのも著者さまのご愛嬌、ですかね。2015/12/12
はな
26
映画の書評が多く、映画好きにはたまらないでしょう。アマデウスとパフュームをまた観たくなりました!2019/08/11
たまきら
26
運命の女…というか、女子の権利って…?とうめきたくなるような数々のお話でした。後半は映画紹介。ユーチューブチェックしながら読むと結構面白かったです。2019/05/25
シフォン
25
中野京子さん、映画もお詳しいんですね。マリーアントワネット没後何年と言われればなんとなくはわかるけど、世界史習っていないため、時代は前後し、国を行ったり来たり、映画に至っては、史実ではこの国ではあの国ではになり、中野ぶしは面白かったが理解がついていかず振り落とされた感。他もいろいろ見てからにした方が良かったかも。2019/11/23