内容説明
流しの建具師富蔵と滅法界美印の佐和の夫婦が、先つ頃、源五郎店に越してきた。佐和は安房一帯を牛耳る侠客に博打の形として娶られたのを、富蔵の手引きで逃げ出したのだという。幸せを求めてあてどなくさすらう男と女。想いを寄せながら故郷に残してきた香苗と自分を、二人の姿につい重ねてしまう喜三次を描いた表題作ほか、置かれた場所で必死に生きようとする市井の人々の健気な心模様を丁寧に描く感動の時代小説第三弾!
著者等紹介
今井絵美子[イマイエミコ]
1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



