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出版社内容情報
そこは外国人、高齢者、ネトウヨが集う「空間」と化していた。
団地は、この国の“未来”である。
外国人実習生や排外主義者の問題を追い続ける著者が、日本だけでなくテロ直後のパリ郊外も取材し、日本に突きつける!!
団地。そこは、かつて「夢と希望の地」だった。
しかし、いまは都会の限界集落と化している。高齢者と外国人労働者が居住者の大半を占め、
さらにそこへ“非居住者”のネトウヨはじめ排外主義者が群がる。
排外主義的なナショナリズムに世代間の軋轢、都市のスラム化、そして外国人居住者との共存共栄……。
団地はこの国の課題最先端「空間」となっていた!!
厳しいこの現実に負けずに、“一緒に生き続けること”を実践している各団地の取り組みを私たちは“日本の未来”に出来るのか?
この国の“これまで”と“これから”を浮き彫りにする、地べたからのルポルタージュ!!
内容説明
排外主義的なナショナリズムに世代間の軋轢、都市のスラム化、そして外国人居住者との共存共栄…。かつて「夢と希望の地」だった団地は、課題最先端「空間」となっていた!!厳しいこの現実に負けずに、“一緒に生き続けること”を実践している各団地の取り組みを私たちは“日本の未来”に出来るのか?この国の“これまで”と“これから”を浮き彫りにする、地べたからのルポルタージュ!!
目次
まえがき 団地は「世界」そのものだった
第1章 都会の限界集落―孤独死と闘う
第2章 コンクリートの箱―興亡をたどる
第3章 排外主義の最前線―ヘイトへ抵抗する
第4章 パリ、移民たちの郊外―レッテルを塗りつぶす
第5章 残留孤児の街―歴史の中に立つ
第6章 「日本人」の境界―差別と分断に屈しない
あとがき 団地は、移民のゲートウェイとなる
著者等紹介
安田浩一[ヤスダコウイチ]
1964年生まれ。静岡県出身。「週刊宝石」「サンデー毎日」記者を経て2001年よりフリーに。事件・社会問題を主なテーマに執筆活動を続ける。ヘイトスピーチの問題について警鐘を鳴らした『ネットと愛国』(講談社)で12年、第34回講談社ノンフィクション賞を受賞。15年、「ルポ外国人『隷属』労働者」(「G2」vol.17)で第46回大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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