文明怪化奇談

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文明怪化奇談

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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041013748
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

幕末から明治へ――文明開化の激流の中を駆け抜けた新聞記者たち。
内国勧業博覧会の「死のダンス」、日比谷焼討事件を照らした怪光、怪屋敷「二笑亭」に隠された秘密……数々の異聞を目撃した記者たちが、紙面外に封じられた“怪談”を語り始める。


【目次】

前口上 「文明怪化」出版の由来
第一章 函館氷
第二章 橘氏の火葬炉
第三章 カーマンセラ嬢
第四章 眼球の写真
第五章 二笑亭の電話
最終章 特別寄稿 大砲とトリカブト
解説 新聞夜明け前騒動記

内容説明

幕末から明治へ―文明開化の激流の中を駆け抜けた新聞記者たち。内国勧業博覧会の「死のダンス」、日比谷焼討事件を照らした謎の怪光、怪屋敷「二笑亭」に隠された秘密…数々の異聞を目撃した記者たちが、紙面外に封じられた”怪談”を語り始める。

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年、東京都生まれ。作家、翻訳家、博物学者、幻想文学・神秘学研究家、タレント、稀覯書コレクター。京都国際マンガミュージアム館長。87年、初の小説『帝都物語』が日本SF大賞を受賞し、翌年映画化もされシリーズ累計500万部を超える大ベストセラーとなる。89年『世界大博物図鑑 第2巻 魚類』でサントリー学芸賞受賞。膨大な知識を駆使してジャンルを超えた文筆活動を展開しており、児童書から一般文芸まで多数の著書、共著、訳書を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

139
2年ぶりの荒俣 宏です。「帝都物語」的な怪奇小説かと思いきや、明治時代の新聞に掲載された奇談集です。また最近書かれた作品ではなく、15年前の執筆でした。 https://www.kadokawa.co.jp/product/321210000034/2026/04/15

KAZOO

81
荒俣さんの久しぶりの怪奇ものということでかなり期待したのですが少し肩透かしのような感じでした。6つの連作小説で、明治期の各新聞の記者たちが出会った不可思議な話をうまくまとめておられます。かなり明治期の新聞を読みこんだのでしょう。最初と最後にそれにかかわる小文が書かれているのでその状況がよくわかります。2026/05/26

しゅー

8
★★『帝都物語』くらいしか知らんので、新作が出てビックリ。京極夏彦の書楼弔堂シリーズがやったことを、新聞の世界でやっているような感じだ。収録短編に、滅びゆく江戸への挽歌みたいな話と、X線や電話など新技術に翻弄されて調子を崩していく人々の姿を描いた話の2つの系統がある。後者は、SNSですら十分に消化できないうちに、AIの急速な進化に翻弄され始めた我々の姿をみるようだ。個人的には品川の砲台の話が好き。2026/06/07

たかあき

5
読みながらになかなか手の進まない作品だった。江戸末期から日露戦争後辺りまでの新聞社の興亡と文明開化を軸とした新聞記者を語りに使う氏のうんちく語りなのだが、序盤の氷、火葬炉、そして何よりもX線の章はなんせ手が先に進まなく、その後はそれなりに盛り上がる。そして最後の「大砲とトリカブト」は完全に物語の体裁なので読みやすくはあり、面白く読めた。ちなみにこの作品は完全な新作ではなく、十数年前の連作を手直ししたものらしい。2026/05/09

外道皇帝

5
新聞記者が取材などで出会ったちょっと不思議な話を集めた連作集。氷、写真、レントゲン、電話など。表紙やタイトルからもっと怪奇寄りかと思ったけど意外と現実寄りでちょっと期待外れ。2026/04/12

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