内容説明
「お人好しのやっさん」と親しまれる牢屋同心・大賀弥四郎のもとに、亡き妻の面影を宿したお峰という女が亭主殺しの科で入獄してくる。御白洲での裁きは明後日―お峰から意外な告白を聞いた弥四郎は独自の調査を始めるが、その親切が仇となり、事件は混迷を深めていく。そこには一介の按摩から上り詰めた大宮検校の存在もちらついて…。情にもろくて熱い同心の生きざまを描く大好評書き下ろし時代小説シリーズ第2弾!
著者等紹介
早見俊[ハヤミシュン]
1961年岐阜県岐阜市生まれ。会社員を続けながら作家活動を行っていたが、2007年、専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
93
小伝馬町牢日誌[惑いの面影]2巻。お人好しのやっさん、今回はお節介が仇となり思わぬ方向、最後は「立花陽明流居合道初伝」でバッサリ悪を切る、それにしても牢名主の長兵衛さんが牢から出て牢屋同心の弥四郎さんと一緒に探索するてビックリですね。2016/12/05
Suzu
1
小伝馬町牢日誌シリーズ第2弾。濡れ衣そしてまたこれも濡れ衣と、おいおいどうなってんだこりゃといった展開で、諸々の事件は一介の按摩から検校にのしあがった大宮検校や寺社奉行が絡んでいた。お人好しのやっさん、主水助、長兵衛そして纏屋女将のお光と、それぞれのキャラが楽しい。そして次巻を読む。2017/12/29
一五
0
2作目 結構いける。2017/08/25
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