- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 角川スニーカー文庫
出版社内容情報
アジ=ダカーハとマクスウェルという強力な魔王に追いつめられていく“ノーネーム”。耀とウィラは悪辣な手段によって逃げ場を失い、飛鳥が奸計に嵌められる中、黒ウサギは仲間を庇い煉獄にその身を落としていく!?
内容説明
「お前が魔王か、アジ=ダカーハ―!!!」最後の力を振り絞り“人類最終試練”の魔王アジ=ダカーハに挑む十六夜。しかし死力を尽くして放った拳は、思わぬ出来事に阻まれてしまい!?一方、耀とウィラは魔王マクスウェルの卑劣な手段によって追いつめられ、助けに駆けつけた飛鳥までもが戦い力を失ってしまう。ノーネームの仲間たちが絶体絶命の状況に陥る中、残された黒ウサギは仲間を庇うため煉獄にその身を投じて―!?
著者等紹介
竜ノ湖太郎[タツノコタロウ]
第14回スニーカー大賞にて『イクヴェイジョン』で“奨励賞”を受賞。1986年6月25日生まれ。汎愛高校武道科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
46
ようやく本編きましたか。頁数は薄いが内容は非常に濃い。白夜叉のプロローグから始まり更に絶体絶命の状況が酷くなってきた所でノーネーム面々との繋がりの深い人物たちが援軍として現れる。あれだけの豪華メンバーでもアジダカーハには傷すらつけれないとかどんだけー。更に黒ウサギが覚醒したり耀の過去について語られたりと少しずつ光明が見えてくるところは胸が熱くなった。次巻を早く読ませてほしい。2014/03/30
Yobata
43
三頭龍の魔王アジ=ダカーハに単騎で挑み時間稼ぎをする十六夜。しかしそれも虚しくマクスウェルの悪魔によって黒ウサギと飛鳥は僻地に飛ばされウィラが追い詰められそれを見ているしかなかった耀。その時、ついに援軍が間に合う。かつて築いてきた仲間たちの駆けつけにより、アジ=ダカーハとの最終戦を迎える。そして黒ウサギは…。アジ=ダカーハ戦…まだ続くんかいwまぁそれは置いといて今回はサラや,蛟劉,鵬魔王にフェイスレスと援軍が登場し、ようやく一息つけた十六夜。生きてるのが不思議な程の重傷なのに普通に意識が戻るのはさすがw→2014/03/29
なめねこ
35
問題児達の絶体絶命の危機に今まで出会ってきた名うてのコミュニティが集結するところは胸が熱くなった。そして、元ノーネームメンバーの帰還。さらに、黒ウサギ復活やウロボロスとの協力などなど詰め込みまくりで読み応えがある巻でした!!第一部完結に向けてどう広げた風呂敷を畳むのか見ものだな。早く斉天大聖の絵見たいな~。2014/04/07
クロウ
26
総出演。これまでに積み上げてきた絆が、軌跡が、力となる。かつての敵と共闘とか、本当熱くさせるよなぁ。待望の本編でした。大満足。黒ウサギ、ウサ耳戻ってよかった。「散るならばせめて、仲間の為に。この命よ、今こそ燃え上がれ………!!!」で、泣いた。次回の大団円に期待!夏が待てねえ!2014/03/30
tonkatudon
25
問題児新刊ですが、個人的にはキャラが多すぎて相変わらず、ごちゃごちゃしてるなあと。 まあ、面白くない訳ではないですが、よく比較されるノーゲームとかカンピより、レイセンとかミスマルカのごちゃごちゃ感的な面白さですね2014/04/02