出版社内容情報
これぞ怪談の真骨頂!
著者: 京極夏彦 福澤徹三 安曇潤平 加門七海 中山市朗 小池壮彦 立原透耶 平山夢明 岩井志麻子 黒木あるじ
編者:
内容説明
友人の家で見かけた奇妙な箱。ずっと、まとわりつく淫靡な牝の臭い。取り憑かれた人々―「これは実話ではない」と断言しつつ怪談実話のテイストを存分にかもしだす京極夏彦の名品「成人」をはじめ、日本唯一の怪談専門誌「幽」に集う恐怖の紡ぎ手10名が、幽明のあわいに文芸としての怪談の極意を追求し大反響を呼んだ、伝説の書き下ろし競作集。誰も味わったことのない戦慄と陶酔が今宵、貴方を待ちうける…。
著者等紹介
東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。元「幻想文学」編集長で、現在は怪談専門誌「幽」の編集長。『遠野物語と怪談の時代』(角川選書)で第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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