内容説明
星野蒼太が秘密部隊ハガクレに就職して一年、業務も板についてこないでもない気がするこの頃…ロシア財務省の“強制徴税執行部隊”部隊長の美少女マリーナ・シコールスカヤがハガクレを訪れ、捜査協力を要請した。戸惑いつつも任務につく蒼太だが、時を同じくして“黒い悪魔”と呼ばれる殺し屋が蠢きはじめた。そして闇社会に消えた親友、赫耶から謎の忠告が入り―大型近未来アクション、悲哀と成長の第2弾!
著者等紹介
檜垣亮[ヒガキリョウ]
メーカー勤務を経てアニメ業界に入り、押井守氏・神山健治氏らと数々のシナリオ・設定制作を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キキハル
15
面白さを増してきたハガクレ2巻目です。今回はロシアから客人来るの巻でした。翡翠の瞳に亜麻色の髪の乙女のマリーナですが、実はロシア財務省からある任務を帯びていました。アキハバラで無邪気に遊ぶマリーナは普通の少女のように可愛らしかったのに、彼女に課せられた任務はあまりにも過酷で、もちろん蒼太にはどうすることもできない。やるせない展開でしたが、戦闘も含め蒼太の成長を感じられました。そしてお気の毒なSATには次回頑張ってもらいましょう!チェルノボーグ格好良かったのにね。2014/05/22
niz001
5
面白くなってきたな。チェルノボーグは歩行車両・機鎧含めて初めてちょっとカッコイイかもと感じた。装備・性能は全然ちゃうけどイメージはシャフト製グリフォン。2014/05/15
だいゆー
3
ロシアから来た美しき暗殺マシーンに翻弄され悲しくも成長する主人公…2014/05/03
レッツ拝読
2
政治的な駆け引きを絡めつつ、ハードでありながら余韻を残す終わり方が良かった。ちょっと攻殻っぽい。タイトルの妹というのはトピックの一つでしかないのだが、読了後に秋葉原のシーンを読み返すと何とも言えず切なくなる。2014/05/07
みやしん
1
演出方面での女性の扱い方がよろしくない。隠密性の高い組織なのに、あろうことか共産圏のグループと行動を共にするとは!バトルシーンは非常によく描写されているが、機鎧デザインが表紙程度(SAT機?)わからないから今一つ把握しづらい。筆がノッている箇所とそうでない箇所の落差が激しい。儚い結末で、昭和特撮みたいな命の軽いエンド。2021/10/02