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出版社内容情報
英雄戦争から二年。パーンとディードリットは魔女カーラの行方を追って旅を続けていた。強力な魔法を操る者がいると噂を聞き、砂漠の国フレイムを訪れたふたりに、砂漠の蛮族と炎の魔神の脅威が襲いかかる!
内容説明
英雄戦争から2年。その傷は癒えるどころかロードス各地の内戦はさらに混迷を深めていた。カーラの行方を求めて旅を続けるパーンとディードリットは、強力な魔法を操る魔術師の噂を聞き、砂漠の国フレイムを訪れる。そこではふたつの部族が対立し、フレイム王カシューを悩ませていた。パーンは助力を買って出るが、彼の前に恐るべき力を持つ魔神が立ちはだかり!?新たな仲間と共にパーンは苦難の戦いに挑む!
著者等紹介
水野良[ミズノリョウ]
1963年、大阪生まれ。立命館大学法学部卒。大学時代より、ファンタジー世界とゲームに没頭し、各誌にゲーム紹介等の執筆を始める。88年『ロードス島戦記 灰色の魔女』でデビュー。以後のライトノベルに大きな影響を与える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
98
Audibleにて。前作から2年後。最初パーンとディードリットの2人のパーティ。後に、傭兵の3人である巨漢の戦士でバトルアックス使いのマーシュ、優男で女嫌いの盗賊シュード、醜い容姿でシュードの義兄の両手ショートソード使いデニが加わり5人パーティに。最後は賢者スレインと元カーラの依代だったプリーストのレイリア(今はスレインの妻)が加わり、デニの死によって6人パーティ。RPGを地で行く設定。隠し扉で魔法の武具を得たり、風の精霊王ジンを使役し炎の精霊王エフリート(イフリートじゃないよ)の盟約を解除。そして勝利!2025/02/14
Tak
28
再読…のつもりだったけど話の記憶が無い。まぁお陰で初見の感じで面白く読めたので吉ですが。本当によく練られたストーリーで何十年も前の本とは思えません。カシューカッコいい2019/11/17
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
15
ロードスという架空の世界を舞台にしたファンタジー小説の第2弾、英雄戦争が終わってから2年後の物語です。主人公のパーンは、カーラの消息を追って、エルフのディードリットと共に旅をしています。彼らは、砂漠の国フレイムに住む強大な魔術師の存在を知り、その国を訪れます。しかし、フレイムでは王族と遊牧民の間に対立が起きており、王カシューは苦悩していました。パーンはカシューの危機を救おうとしますが・・・https://note.com/yamakawa_yoshi/n/n72a7ecb401d42024/01/25
アウル
14
1巻から2年たったフレイムが今回の舞台。まだまだ未熟ながらパーンも心身共に成長し素質が開花し始めディードも人間らしさが垣間見えていい感じになってきて面白いわ。ナルディアの最後がなんとも切ない。2013/12/08
まりも
14
やっぱり面白いなぁ。ディードとパーンは主人公とヒロインの関係として完璧ですね。支えあいながら成長していく二人の姿は胸があつくなる。現在のラノベの原点なだけあってまじりっけない純粋な王道ファンタジー物語として本当に楽しめます。今多くの作品で描かれている多くのキャラたちの元となった人物たちが繰り広げる戦いは賀東先生が言うように実家のような懐かしさと安心感をくれますね。中学時代地元の図書館で読んでいたあの日々を思い出しました。2013/12/06