出版社内容情報
天狐編、さらに驚きの展開に!?時は平安。天狐の血を引く、安倍家の二人の陰陽師。昌浩はその身に流れる天狐の血にのまれかけており、祖父の晴明は命を取りとめたものの、危険な状態が続いていた。また中宮章子には、怪僧・丞按の影が!?
結城 光流[ユウキ ミツル]
著・文・その他
三木 謙次[ミキ ケンジ]
イラスト
内容説明
時は平安。天狐の血を引く大陰陽師・安倍晴明とその孫・昌浩。「…そろそろ限界だ」謎の天狐・晶霞の言葉どおり、昌浩は、その身に流れる天狐の血に呑まれかけていた。そして晴明もまた、命をとりとめたものの危険な状態が続いていた。一方、昌浩への想いにめざめ、彰子への嫉妬をつのらせていた中宮・章子の心の闇に、怪僧・丞按がふたたび忍び寄ってきて―。大人気シリーズの見習い陰陽師物語「天狐の章」第4弾、登場!!
著者等紹介
結城光流[ユウキミツル]
米国NLP協会認定NLPトレーナーアソシエイト。2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mocha
76
勾陣がまさかの…!章子はまんまと利用されるし、やきもきさせられっぱなし。シリーズ怒涛の一気読みで5巻へ。2019/03/17
マサキ@灯れ松明の火
13
きゃーっ!?勾陣さん!?章子さん!?晴明じい様!?昌浩くん!?展開が…展開が…展開が…終わり方が…終わり方が……次で新章終わりですよね!?どうしたいのですか!?だから…昌浩くん…無意識…無自覚にモテまくり…2014/05/04
エル・シュクル
7
なんとも言えない蟠りの天狐編4巻目 じい様と若菜さんがもう。若菜さん良い人すぎる。晴明にピッタリ。もっと常世で愛されて欲しかった。 章子様ーやはり。丞按…はなんか有るんだろう予想がもうね…はぁ。辛いなぁ。風音とおなじゃないかぁぁぁ 風音には六合が手を差し伸べたけど丞按には天狐が手を出し伸べたってわけか。なんともつらい。怒涛の最終章へ!2019/09/24
koma
7
面白かったです!早く次が読みたいです。章子の気持ちも解るし、晴明の今後、昌浩の天狐の血、見守る十二神将。兎に角、色々切ない。2013/12/05
すぎねえ
6
おいらの一行/忘れないでくれ。結局のところ、人の想いに打ち勝てるのは、人の心だけだということを。2013/12/20