出版社内容情報
人気作家榎田ユウリ書き下ろし! ポップで斬新な青春歌舞伎物語第2弾!!
初舞台を無事に終えたカブキ同好会の面々。クロの代役として飛び入り参加した阿久津が予想外の戦力になり、活気づく一同だが、文化祭の公演場所について、人気実力兼ね備える演劇部とのバトルが勃発し……!?
内容説明
来栖黒悟(クロ)、高校一年生。好きなもの=歌舞伎。その想いが募り、カブキ同好会を結成したクロだけど、お披露目の舞台を前に、熱中症で倒れてしまう。同学年で歌舞伎経験者の阿久津が飛び入りで代役をこなし、舞台はなんとか無事終了。しかも、阿久津には才能があると、クロは見抜く。さて次なるは大舞台の文化祭。人気実力兼ね備える演劇部と、場所の取り合いで対決することになり!?カブキブVS演劇部、いざ出陣の第二弾!!
著者等紹介
榎田ユウリ[エダユウリ]
東京都出身。おもにライトノベルにて活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じぇりい
240
福祉施設での、初舞台を踏まえての文化祭公演。それぞれのキャラが益々イキイキと動く。確かに、原作本を映像でみたり(その逆も)映画の字幕と吹き替えを見比べると、「あぁ、成る程なー」とストンと理解できるって経験あるある。2014/09/22
takaC
239
前巻で思い知ったはずの同じパターンにまたやられた。続きが気になるじゃん。まだ手元にないのに。2017/06/27
masa@レビューお休み中
194
ひどすぎるっ!1巻につづき、2巻までもやられてしまった。すごく、すごく気になるシーンがはじまるその直前で、寸止めのように物語が終わってしまったのだ。!歌舞伎が大好きな高校生であるクロが一念発起してカブキ同好会を結成するところから物語ははじまる。2巻では、無事に部員が集まり、お披露目の舞台ができるところまでこぎつける。けれども、万事うまくいく訳はない。一波乱が起きて、無事解決したかと思いきや、今度は河内山学院の文化祭では舞台をする場所をもらえないという危機がやってくる。果たしてクロたちの運命は!?2014/12/01
greenish 🌿
192
漸くカブキブを結成したクロだけど、お披露目舞台で大ピンチ!だけど窮地を救ったのは、あの阿久津くん!そして次なる舞台は文化祭。場所取り巡ってカブキブVS演劇部の闘いが。いざ出陣の第2弾 ---いやはや2巻も面白ーい!今回は阿久津くん大活躍です。なんてったって『外郎売』ですよ。勝敗を分けるのは果たして、早口言葉か芝居か!?ハラハラ・ドキドキ見守ってしまいました! 高校生も熱狂の現代語歌舞伎。阿久津の隠された家庭事情。海老原の御曹司としての苦悩・・・。若者達の「生きる」姿に胸躍り、あっという間の読了です。 →2014/09/06
よっち
127
歌舞伎経験者阿久津が飛び入りで代役をこなし、ピンチを乗り切ったカブキ同好会が文化祭公演に挑むお話。阿久津は普段はおバカで残念なキャラなのに、歌舞伎だと人が変わりますねー。思わせぶりな彼の母親の言動、反発して出演を公演に出ないと言い出す阿久津。いい意味でも悪い意味でも存在感がありました(苦笑)そしてもっと歌舞伎をわかりやすくしたいというクロの想いからの大胆な発想。そんな彼らが蛯原にも影響を及ぼし始めていて、またいいところで終わりましたが次巻も楽しみな展開ですね。部活動ならではの自由な発想がとても面白いです。2014/09/07
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