出版社内容情報
NYと東京で起きた凶悪事件の犯人としてマドカの名が挙がる。しかしマドカの死亡説が流れ、チョコザイが容疑者として連行されてしまう――。初恋と友情、心の絆を描く感動の映画版、涙のノベライズ。
内容説明
NYと東京でコンピュータウイルス「ウィザード」が絡む凶悪事件が勃発。ウイルスを作ったチョコザイの幼なじみ、マドカを追い、東京でFBIと警視庁の合同捜査が始まる。沢と舞子はチョコザイとの再会を喜ぶが、とある焼死体のDNAがマドカと一致、真犯人しか知り得ない情報を掴むチョコザイが彼らの目の前で容疑者として連行される…。彼は本当に犯罪者なのか。初恋と友情、心の絆を描く感動の映画版、涙のノベライズ。
著者等紹介
櫻井武晴[サクライタケハル]
1970年東京都出身。脚本家
百瀬しのぶ[モモセシノブ]
作家・ノベライズライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チアキ
17
面白かったです。マドカが強烈過ぎて・・・ていうか彼女、意外と喋るんですね。ちょっと意外でした。 制裁。復讐。初恋。告白。そしてthe last kill・・・ TVドラマ版のATARUはどのお話も、最後は暖かい気持ちになれる。そんな感じでしたが、このエピソードの最後は・・・ただただ切なく、悲しいです。チョコザイの想いに、胸が痛みます。もうこれで終わりなのかな・・・?2013/09/01
moon
15
「ウィザード」と呼ばれるハッキング行為による操作で粛清を加えるマドカ。追跡劇の中、ATARUへの容疑、二人の思い出や想いが交錯する中で、悲しい結末へ進んでいく。とても読みやすい作品。2013/09/19
くまかほ
14
マドカとチョコザイ君のお互いに想い合う気持ちに感動しました。 お互いを想い合う気持ちが、結果的にこのような形になってしまったのは とても残念ですが、優しい気持ちになりました。2014/02/03
チロル
13
家本初読。2013年にドラマからの続き? 映画版の『ATARU』が上映されました。本書は映画のノベライズ本です。好きなドラマ作品でした😊個性溢れる登場人物、そして散りばめられる小物類の数々は映像でしか楽しめないところもあるけれど。チョコザイくんはとても、とても、とても… 純粋🍀「泣いたら前が見えないよ… 泣くのは、見なくていい時だけだよ」ドラマでの名言がよみがえりました。だけどね、悲しい。だけどね、チョコザイくんは、アタルは、温かい心の持ち主だよ。わたしも、舞子と同じようにチョコザイくんが愛おしい💕2020/05/17
たくのみ
12
デスノートのニアたちの運命を考えると、アタルと心で結ばれたマドカは幸せ者だ。脚本そのままのノベライズ版だったので、新たな発見は特になし。 マドカ視点の心理描写があると面白かったんだけど…2013/09/23