角川ホラー文庫<br> 魔界百物語〈1〉妖精鬼殺人事件

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角川ホラー文庫
魔界百物語〈1〉妖精鬼殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 398p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041008553
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

精神分析医・氷室想介の女性患者の息子が転落死した。その原因を調査する氷室だったが、その背後には”QAZ”の影が……。悪魔の書『陰陽大観』を携え殺人者を生み出す殺人狂QAZとの対決が幕を開ける!

内容説明

雷鳴の轟く京都に、黒いフードを被り佇む影。奇書『陰陽大観』に導かれ、この世に災厄を巻き起こすと誓った殺人狂“QAZ”の姿だった―。精神分析医の氷室想介のもとに、ある日赤いリボンの女が訪ねてきた。陰謀論をまくし立てて去っていった2ヵ月半後、彼女の幼い息子が14階の自宅から転落した。事故か、心のバランスを崩した母の犯行か。だが氷室が突きとめたのは想定外の実行犯!氷室とQAZとの対決が幕を開ける。

著者等紹介

吉村達也[ヨシムラタツヤ]
1952年生まれ。ニッポン放送、扶桑社を経て90年より専業作家。2012年5月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yu。

19
何故?そして一体誰なんだろ…。相手の心の隙間に付け入りコントロールする謎の犯罪仕掛人“QAZ”の、“精神分析医”氷室想介への挑戦描かれたミステリ。面白い!!幕が上がったばかりでまだまだ謎多し!もう先が気になってしょうがないのだが、新作がもう読めないのは残念です。著者のファンへの最期のメッセージで “QAZ”の正体、魔界百物語の真相を後日お知らせするそうなのですが… 。とりあえずあと2巻は続きが読めそう。それと氷室想介って、シリーズもの沢山出てたんですね!どうりでこの年齢なワケだ。これを機に読んでみるか。2015/02/10

豆乳くま

9
作者がライフワークとする魔界百物語の一作。新たに仕切り直して始まったばかりで吉村先生もさぞや無念であろう。壮大な物語になったのだろう、読みたかった。話は読みやすくサクサク読めますが高所恐怖症の私は何度も何度も14階からの転落がフラッシュバックするように来るのでそれはそれは怖かった。QAZの正体が知りたい。2013/11/04

みるく抹茶

4
小さい子が犠牲になる話は痛い。久しぶりに氷室シリーズを読んでびっくり、舞ちゃんとは破局しちゃったの??そして、これが100巻描かれる前に作者が急逝したことを改めて残念に思う。読みたかったな、最後まで。2014/02/08

6(ロク)

3
怪人二十面相で幼少の心に、善VS悪の完全調和物語の痛快さを焼き付けてからこっち、この手の物語は感想なんて出てこないですね、ただ単に「ちょーおもしれーぞ」に尽きますわ。吉村達也って重くも軽くも無いここら辺のラインを書かせると抜群の安定感ですね。 2013/06/04

ドットジェピー

3
QAZの正体が気になります。誰なのか早く知りたいです2013/07/25

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