角川文庫<br> at Home

個数:
電子版価格
¥594
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
at Home

  • 本多 孝好【著】
  • 価格 ¥607(本体¥552)
  • 角川書店(2013/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 10pt
  • ウェブストアに18冊在庫がございます。(2024年04月27日 20時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041008522
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

母は結婚詐欺師、父は窃盗犯。傍から見ればいびつに見える家族も、実は一つの絆でつながっている。ある日、詐欺を目論んだ母親が誘拐され、身代金を要求された。父親と僕は母親奪還に動き出すが……。

内容説明

父は泥棒、母は結婚詐欺師。僕はパスポート偽造屋で働いており、弟はゲームの中で世界を救ってばかりいる。一家はそれなりに平和に暮らしていたが、ある日、母が結婚詐欺のターゲットに逆に誘拐されてしまう。犯人に呼び出された父と僕は、偽札が詰まった紙袋を持って母を助けに向かうが―。巧妙な伏線が張り巡らされ、驚きと涙なくしては読めない結末を迎える表題作を始め、現代の家族のかたちを描ききった傑作小説集。

著者等紹介

本多孝好[ホンダタカヨシ]
1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。94年「眠りの海」で小説推理新人賞を受賞。99年同作を収録した『MISSING』で単行本デビュー。「このミステリーがすごい!2000年版」でトップ10入りするなど高い評価を得て一躍脚光を浴びる。以後、恋愛、青春小説などジャンルを超えた新しいエンターテインメント作品を発表、常に読者の圧倒的な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

射手座の天使あきちゃん

252
ちょっと訳ありな「家族」の甘くないけど、じんわり心が温かくなるショートストーリー 「日曜日のヤトカリ」既読でしたが弥生さん やっぱり最高~(笑) 「at Home」いい話だけどありえないんですけど!(笑) 「共犯者たち」元両親のとぼけた感じがいいです 「リバイバル」大人じゃないと難しいですね <(^_^;2013/07/28

やせあずき

228
「家族モノ」の短編集です。このジャンルは、萩原浩さん「家族写真」、奥田英朗さんの「我が家の問題」「家日和」などが大好きなのですが、本日、本多さんも加わりました。何しろ描かれる家族の「かたち」が突拍子もなくいびつで、初めは違和感を感じずにはいられないのですが、4つの話を通して、どんな「かたち」であろうと、愛情で繋がっている限り、受け入れ合うことができるのが家族なんだし、そんなに難しく考えなくてもいいんだよ、と最後は幸せな気持ちにしてくれます。それにしても、最近は、原作がいいとすぐ映画になっちゃますね。2015/08/07

みも

215
経済力があり強靭な精神力を持つ父親、包み込むような優しさで良妻賢母そのものの母親。だが、他人が認知するその父母の肖像は必ずしも真実とは限らない。その子が欲しいものは、ただ「愛情」だけだから…「at Home」「日曜日のヤドカリ」「リバイバル」「共犯者たち」4篇。様々な形で形成する家族を描く。よしんば血の繋がりがないとしても、そこには確かな「愛情」がある。その筆致は鋭利なナイフのように…しかしその肌触りは上質なカシミアのような…そんな暖かな秀作。僕の愛は家族に届いているか…静かに自問する。#ニコカド20202020/12/31

佐々陽太朗(K.Tsubota)

162
家族四景。ドライな語り口に、所々ユーモアを交えながらも本質は結構ウェット。読み進めるにつれズシンと堪えた。家族ってのはやっぱり人が生きていくうえでの基本なんだよなぁ。でもその家族ってのが案外もろいものなのだ。だってそれを構成する人がもろいのだから。人生はやり直しがきかない。一度壊れたものは、二度と元どおりにはならない。元に戻らないながらも何とかしようとするしかない。人生は祈りに似ている。「日曜日のヤドカリ」は『Story Seller2』に収録されていたので読むのは二度目。やはりこれば名作だと確認。2014/11/16

優希

122
普通でない家族の絆を描いた短編集でした。家族全員が自分たちは普通ではないと受け入れながら、その家族の中で必死に幸せになろうともがいている姿にヒリヒリとした痛みを感じました。愛はあるけれど、その愛も歪んでいるように思います。ここに出て来る家族は、一見崩壊しているようでも繋がっているように見えました。だからこそ様々な家族の形があって、それでも時間をかけて家族であろうとするのは、必ずしも自然に家族になるのではなくて、色々な想いを共有しながら家族になっていくからではないでしょうか。面白かったです。2015/09/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6800727
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。