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出版社内容情報
高野 小鹿[タカノ コロク]
著・文・その他
たいしょう 田中[タイショウ タナカ]
イラスト
内容説明
兄のことが好きすぎて、「ガチでヤバい」からと山奥の超お嬢様学校に通う妹の華凪。そんな妹に会いに、2泊3日で長野県に向かうことになった葉介たち。今回は幼なじみの紅緒が作る恐怖のお弁当もなく、美味しい駅弁を食べたりして、奇蹟的にメシマズがない幸せな時間だったはずが、生物実験室で再会した華凪はこんがり揚がったセミの唐揚げを作っていて!?節足動物もレシピ次第で美味しく食べられる!新感覚メシマズラブコメ。
著者等紹介
高野小鹿[タカノコロク]
第17回スニーカー大賞にて「彼女たちのメシがマズい100の理由」で“優秀賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
17
長野の山茶花女子校に中学から入学し一度も東京に帰ってこなかった愛内家の末っ子,華凪の様子を見に龍子は葉介だけでなく紅緒とリリィも連れていく事に。成績が下がり金銭的にも余裕がない愛内家では東京に連れて帰るのもやぶさかではないのだが華凪は兄に会いたくないと頑なで…。激昂され物別れしたオメガもいる山茶花女子へ行き華凪の真意を聞く事に…。今回は妹ちゃんの華凪回。実際に食べてみると美味しいのだけれども見た目が超絶MAX最悪の昆虫食の担い手。いやぁ…グロすぎるだす…。セミの唐揚げにハチの子飯,最後は幼虫乱舞ですか…→2013/10/02
KUWAGATA
7
作者が虫が嫌いなのは勝手ですが、今回の、昆虫食という一つの人類の文化に対する浅薄な知識による公平性を欠いた描写は、以前の巻の英国料理に関するそれと同様に酷いものがあります。料理対決の結果も、あまりにも強引な屁理屈で、全く納得いきません。妹が夏に虫を飼育しようが採集しようが、個人の自由です。女子力がどうとかいう下らない理由でそれにケチをつける主人公の思慮の浅さにもうんざりです。というわけでこのシリーズとはこれで縁を切ります。2013/05/01
シュエパイ
7
イナゴとサソリくらいまでならOKだけど(食べたことあるし)セミはいやかなぁ。。。猫も時々ウェーってなってるのを見るくらいだし。いや、なんで私、食べる前提で感想を始めてるんだ。この妹さんのコンプレックスの形、なんでかとっても共感できるのですが。いや、なんでなのかなんてわかりきってるのですが判りたくないというか見つめたくないというか。ま、まぁ、仲良きことや美しきかななのですよね!うん!2013/04/30
しぇん
5
ガチで兄貴が好きなので全寮制送りになった妹の登場の巻ですね。うっすら思ってましたが、まさか本当にそんな理由とは……。 今回の料理は虫ですが、これは食文化の違いで中々難しいですね。 鉄鍋のジャンという漫画で世界でも日本人が虫嫌いすぎみたいにかかれてましたが。あと、自分もカエル料理とかは無理でした……。2013/05/12
Hail2U
5
期待していた以上に面白かった。色々な意味で。虫料理は結構興味があったのですごく楽しく読めた。セミってナッツの味がするのか・・・。最後の料理勝負は納得できなかったけどそれ以外は及第点以上。個人的に興味深いネタで楽しめたから満足。8/10点 カミキリムシの幼虫ってそんなに美味いのか。もし食べる機会があったら是非食べてみたい。2013/05/07