出版社内容情報
第三王子・アレクへの恋心を封印し、『四誓』のメンバーになった調薬師・シェリル。慣れない王宮生活を送る彼女を我がものにしようと画策する第一王子・ラルフはアレクを挑発するが――?
内容説明
「今だけ…今だけお前を抱きしめていたい―」想いを寄せた青年シオンが第三王子・アレクシオンだったことを知った調薬師シェリル。彼への恋心を封印し王宮での仕事を始めたが、周囲からの無理難題に悪戦苦闘の日々。一方、調薬師としてのシェリルの能力に目を付けた第一王子・ラルフは彼女を我がものにするとアレクを挑発する。シェリルへの想いと崩せぬ枷の間で揺れるアレクだが―!?禁断の王宮ラブロマン第2弾。
著者等紹介
槇ありさ[マキアリサ]
愛知県出身。『星のまほろば』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
19
秘薬の恋シリーズ第二巻♪王宮内による陰謀の始まり。王宮調薬師と認められるために奔走するシェリル。それを秘かに見守るアレクシオン。二人の間ではお互いに知らないうちに想いが募ってきている・・・。2016/06/08
足袋ねこ
12
報われない恋と分かりながら……という王道な物語だが読み進めていく毎に作品の世界に引き込まれていく。そして、登場人物たちの人間関係の秘密も徐々に明かされていき次の巻が待ち遠しくなる展開だった。個人的には、クラウシオンの活躍に期待したい。2013/07/24
紅羽
8
いよいよシェリルの四誓としての新生活がスタート。職場での嫌がらせにも屈しない…というか少し鈍いシェリルさん(笑)こういう場での鈍感力は強みですね。後、クラウシオンとシェリルの絡みも読んでいて楽しかったです。四誓になった女性が他の王子と結婚出来るという事は、四誓同士の結婚も大丈夫という事でしょうか。まぁ、そんな展開にはならないと思いますが…。2015/01/07
さら
7
まだ2巻だし前巻知らなくてもなんとかなるかなと思って特に期待もせず軽く読み始めたのですが読了後に即1巻を貸出予約してきました(笑)。お話は王道ですがとても引き込まれましたし、なんとも言えない切なさがいいです。自分の想いを制約があって伝えられないあの感じが私の大好物です。クラウが本気になってシェリルを落とそうとしてきて、それにアレクが嫉妬して独占欲丸出しにするって想像して一人で悶えました。次巻が楽しみです(*´艸`)2013/07/13
凍矢
6
集中していたからか、気づくと、一気に2巻も読了しました。第一王子の裏の顔がドロドロと出てきてしまいましたね。主人公と、第三王子の禁忌の恋の行方がどうなってしまうのかが。凄く気になって仕方ないです。運命の采配は、どうなるのか、見届けます。2016/01/13