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出版社内容情報
霊害事件を解決する牙霊調査室の統也は、霊剣使いの紅葉と再会する。ところが、虚弱で怠惰な姿の統也に紅葉は逆ギレ、ユニットを組み、私生活まで介入するのだった。そんな時、強力な牙霊の襲撃に遭!い!?
内容説明
人に害を為す“牙霊”の事件を解決する牙霊調査室の統也は、すぐに仕事をサボるフヌケ男子。そんな彼の前に霊剣使いの紅葉が現れる。統也のエリート時代を知る紅葉は、長年ライバル魂を燃やし続けた挙げ句、ついに英国から押しかけてきたのだ。しかしユニットを組んでも本気を見せない統也に激ギレ、私生活から性根を叩き直そうと、寮の部屋にも踏み込んで来るようになり!?相性最悪ユニットのゴーストシューティングが始まる。
著者等紹介
六塚光[ムツズカアキラ]
『タマラセ』で第9回角川スニーカー大賞・優秀賞を受賞し、デビュー。岩手県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cgatocairb
5
Bうーん、基本設定は好きだけど…物語としては物足りない。組織活動も大人の活動を匂わせつつ、学生の主人公達サイドの話がメインです、となるとか、脇役にもう少し良い登場人物を配置してくれるとか。2014/07/18
1_k
3
めっちゃ王道。若干古めな印象はあるものの、安定したバランス。ただ、けなす部分がない分、ここがぶっ飛んでる! てな傑出した所もないかな? 2013/03/10
nawade
3
★★☆☆☆ 六塚 光さんはライトな異能バトルは盛り上がりに欠けるね。もっとエグみのある作風の方が盛り上がると思う。2013/03/01
はなぶさ
3
帯に書かれているほど相性最悪、ではなかった。初期状態でヒロインは主人公に好感を持っているのだし。女子ふたりの主人公をめぐっての会話の応酬は楽しかった。今まで誰も言えなかった・できなかったことをやってのけたヒロインはとても良かった。設定としては尖った所はあまりないですが手堅い感じ。2013/03/04
Dobject
3
『墜落世界のハイダイバー』で見せた素晴らしい設定が鳴りを潜めて、凡庸な設定の佳作的なシリーズ第一巻になってしまった。これから盛り上がるとは思うが、一巻の敵があからさまに雑魚キャラ過ぎて流石にこれはちょっともったいぶりすぎじゃないかと思う。ラスボスを霊能力を持った具体的な敵組織ではなく、仲介業者にしたのは良いアイディアだと思うが、そのせいで今回登場した敵キャラから読み取れるモノが無くて困る。主人公がブチ切れると自爆してしまうという設定だけが目新しいかな。あと舞台が京都というのも比較的珍しい気がする。2013/03/04