出版社内容情報
大人気「少年陰陽師」待望の新章開始!!時は平安。命の代償として、命の次に必要なものを失った昌浩。見鬼の才を失い、さらに昌浩のことを忘れた紅蓮の言動に悩み傷つく日々を送っていた。そんな中、出雲で人々が妖に憑かれていく事件が起こり――!?
結城 光流[ユウキ ミツル]
著・文・その他
三木 謙次[ミキ ケンジ]
イラスト
内容説明
時は平安。稀代の大陰陽師・安倍晴明の末の孫で、半人前陰陽師の昌浩。出雲で人を滅ぼす黄泉の軍勢を食い止めた昌浩は、その時の後遺症で霊力を削がれたうえ、陰陽師に必要不可欠な『眼』までをも失ってしまう。しかも、大切な相棒である紅蓮も昌浩の記憶を失い、彼に辛く当たるように。そんな中、郷では心が壊れたり行方不明になる人々が続出していて―!?大人気の見習い陰陽師物語、待望の「天狐の章」開幕。
著者等紹介
結城光流[ユウキミツル]
米国NLP協会認定NLPトレーナーアソシエイト。2000年9月『篁破幻草子―あだし野に眠るもの』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mocha
76
天狐の章・第一巻。新たなる強敵、天狐&怪僧がとっても邪悪!そして前巻から引き続き、もっくんが切なくて泣ける泣ける。2019/03/13
nins
42
少年陰陽師シリーズ第8弾。ここから新章「天狐の章」スタート。前作での涙の展開から続き。昌浩の決断は予想以上に自分自身を苦しめる結果になっていた。失った見鬼の力。そして昌浩の記憶を失っていた紅蓮。弱る昌浩に追い打ちをかける出来事。記憶を失っていく村人。郷で起こる怪奇。襲ってくる異形の者。前半の昌浩が辛すぎる。十二神将や、兄の成親、彰子など昌浩を救う者達の存在も小さな力になっていく。ようやく見えた希望。さぁ復活へ期待。次も楽しみ。2013/05/08
☆キコ☆
18
ビーンズ文庫で読んでいたので内容は覚えていたんですが・・・、切なかったです><。。紅蓮のためを思ってやった行動なのに、自分自身がすごく苦しんで。紅蓮を紅蓮と呼べない。私とあまり年のかわらないのにこんな辛い決断をする昌浩、私には無理だ!と思いました。2013/07/27
マサキ@灯れ松明の火
16
新章です♪昌浩く〜ん(泣)もっくんの為を思っての行動(泣)でも…傷付いてる昌浩くんを見るのが辛い(T^T)命は助かったけど…「視えない」なんて!!もっくん(紅蓮)〜★冷たい眼差しは止めて(/´△`\)でもでも‥やっぱり強い絆で二人は繋がっているのですね(涙) ここで一言!!もっくん、お帰りなさい(涙)もう昌浩くんを泣かせたらいけないからね〜(泣) 泣かせたら…勾陣さん、紅蓮をサクッと殴ってやってください!!2014/05/01
カナリア
11
昌浩が無茶ばっかするから十二神将が心配症になっている。 もっくんにもハラハラさせられた。勾陣のお姉さんキャラが、安定の安心を与えてくれる。2020/03/17