角川文庫<br> おにぎり、ちょうだい―ぽんぽこもののけ陰陽師語り

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角川文庫
おにぎり、ちょうだい―ぽんぽこもののけ陰陽師語り

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041006221
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

“ぽんぽこ”新シリーズ、いよいよ開幕!

時は平安、陰陽師の時代。“鬼斬り(おにぎり)”と呼ばれる鬼退治を生業とする美貌の剣士がいた。名は相馬鬼麿。そしてその相棒は、美少女“ぽんぽこ”。果たしてその正体は狸の妖かしであった!?

内容説明

時は平安の世。荒れ果てた京の町に、お腹を空かせた少年と少女の姿があった。少年の名は相馬鬼麿。化け物退治を生業とする腕利きの“鬼斬り”であった。一方傍らの少女の名は、ぽんぽこ。純白の着物に身を包んだ美しい少女は、果たして強力な妖術を操る狸の妖かしであった。2人は空腹に負け、稀代の陰陽師・安倍晴明の子孫という妖しげな男から化け物退治を頼まれ、思わず引き受けてしまうが!?剣士と狸の平安陰陽師活劇。

著者等紹介

高橋由太[タカハシユタ]
1972年、千葉県生まれ。2010年第8回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として『もののけ本所深川事件帖オサキ江戸へ』(宝島社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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nins

39
おにぎりちょうだいシリーズ開幕。ちょんまげちょうだいシリーズの江戸時代より前の平安時代が舞台。ぽんぽこは相馬鬼麿と生活。こちらの世界でも貧乏暮らしで口入れ屋の仕事でしのぐ毎日に妖かし退治という鬼斬りの仕事。鬼麿、采女、安倍晴明の子孫の安倍泰親という登場人物達に、ぽんぽこ、白額虎とちょんまげちょうだいから引き続きのメンバーも参戦。ぽんぽこと白額虎の空気を読まない掛け合いが楽しい。いつもの軽い展開だけかと思いきや、主人公の鬼麿の葛藤。采女への想いも伺える。ぽんぽこから離れていく鬼麿がどうなっていくのか。2013/03/26

佳乃

18
ここでもぽんぽこ可愛い。鬼麿なんだか切ないよ。どうなるの・・・2014/12/08

演習家康くん

17
時は平安。魑魅魍魎を叩き切る「鬼斬り」を生業とする相馬鬼麿。と、謎?のタヌキ妖怪ぽんぽこ。この二人?つねに腹ペコ。その日のご飯にありつくために今日もせっせと稼ぎに励むのだが・・・。江戸時代がぐっと時代は下り、それでも相馬とぽんぽこの関わりは変わらず。丸橋弥生のポジションに采女という、鬼麿と同じ捨て子の少女がいる。「陰陽師」安倍泰親により自分と采女の将来を見せられたとき、鬼麿は采女のために、将来を変えるために、平家に身を投じる。泰親の陰謀は一体なんなのか?相馬を名乗る鬼麿と関東で覇を唱えた男との関わりは?2013/10/23

た〜

17
ほんわかコメディーかとおもいきや、妙にシリアスな展開になっていく。この先どういう方向に話が進むのか楽しみ。ところで、新シリーズかと思ったら江戸時代版の既刊があったのね。そちらも読んでみたい。2013/01/10

なお

15
狸娘ぽんぽこシリーズ第四弾。 ここから平安編がスタート。白額虎や口入屋の狸おやじと女将さん、など江戸編で馴染みのある人々も登場。内容は江戸編の前3作より読みやすかった。でも主人公は鬼麿よりイケメンの小次郎のほうが魅力的。2023/06/27

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