出版社内容情報
壮大なるロードノベルファンタジー!
北海道・岩見沢にある、厳しいルールと鉄条網で世間から隔離された施設「梟の森」で暮らしていた少年・宗太は、父危篤の情報を得て脱走。父の入院する函館に向けて歩き出したが……。
内容説明
北海道の奥地に佇む、世間から隔離された児童施設「梟の森」。そこで暮らしていた少年・宗太は、父危篤の知らせを聞き脱走を計画。父の入院する函館に向けひとり歩き出した。監視部隊が追い迫る中、宗太は父が託した一冊のノートを巡り、隠されてきた施設の歴史や自らの過去を知ることになる。やがて函館に着いた宗太を待っていたのは、過酷な運命だった―。
著者等紹介
大崎善生[オオサキヨシオ]
1957年札幌市生まれ。2000年、デビュー・ノンフィクション『聖の青春』で新潮学芸賞を、翌年には第2作『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。また、02年には初の小説作品『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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