角川スニーカー文庫 あるゾンビ少女の入学〈２〉

池端 亮【著】

角川書店（2012/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 286p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041005811
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

まさかのアニメ化決定！

眞子の幼なじみ指宿孝晴はじめ仲間（人間もゾンビも）と学園生活を謳歌するユーフロジーヌだが、身体に激しい変調が。メイドのアルマは警告する。「”遺物”を探さなければ永遠の命が失われる」と！

内容説明

忠実すぎる侍女、わたくしアルマ・Ｖの心配をよそに、ユーフロジーヌお嬢様は本来の目的そっちのけで学園生活を楽しんでばかり。ゾンビのくせに合宿先のお風呂で混浴イベントに遭遇したり、更にはお慕いする殿方と密かに愛を確かめ合ったりと、ますますラノベのヒロインっぷりが板についてきたご様子。ですがお嬢様、お忘れなのですか！？早く“遺物フランソネット”を探さなくては、お嬢様の永遠の命が失われてしまうのですよっ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yobata]

小鳥遊眞子の身体に変わったことにより支障をきたし始めたユーフロジーヌは学園七不思議でもある身体を治す可能性のある遺物フランソネットを探す為に合宿へ。フランソネットの恋と友情の行末は…？ 結局…何だったんだ⁇予想通りに新しい身体も見つかり,孝晴とも無事通じ合って終了と…本当普通のラノベで｢災難｣とは全く違う作品だったなw白防護服が謀ったバイオハザードで戦闘シーンもあったけど、｢災難｣ほど過激なものはなくむしろまったりw考晴の自分でもコントロールできない熱血ぶりが若干鬱陶しいw白防護服も考晴の高祖母ゾンビと→

2015/01/26

[niz001]

良くも悪くも普通のラノベとなって終了。アスリン絡みの設定は余計な感じ。特に「蛇」は付け足し感が半端ない。「ヘリウムガス」はうまい事使ってるのになぁ。

2014/08/23

[ken]

ええーと、良い悪いは別にして、普通のラノベになっちゃってますね。前作「災難」のホラーっぽさや命のやり取りの緊張感とかはほとんど感じられませんでした。なので、折角のゾンビ設定があんまり生かされているように思えませんでした。マーケの結果がこの路線なんでしょうけど、なんだかもったいない感じです。

2013/10/18

[もふもふ]

前作のアルマとの掛け合いみたいのはないのは残念だった。チェンソー持ってハイになるアスリンがかわい買った。

2012/12/23

[橘梓弓]

災難でもそうだったけど、イラストレーターさんとうまく連携とれてないよね？また作中の説明と左右反転て…。作中のイラストの位置も、あと二頁早くてよくね？てところがちらほらと。まあこれに関しては編集さんの手腕もあるんだろうけど。内容としては、よりラノベっぽくなった感じ。このまま続けるとしたら、学園モノにするのだろうか？でもそうすると災難みたいな展開には持っていけないし、仮にそうなったとしたらえらく不自然になりそうだけど。ところで、お嬢様は今後眞子の名前はもう使わないのかな？

2013/04/18