角川スニーカー文庫 あるゾンビ少女の入学〈１〉

池端 亮【著】

角川書店（2012/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 283p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041005804
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

まさかのアニメ化決定！

小鳥遊眞子の頭部を借りて人間社会に潜伏してきたユーフロジーヌ。ところがゾンビハンターを養成すべく人間とゾンビが共に学ぶ特殊校――通称”カバトク”へ強制転入させられてしまい!?

内容説明

この非凡すぎる侍女アルマ・Ｖの活躍のおかげで、ユーフロジーヌお嬢様は“小鳥遊眞子”として新たな人生（死んでますけど）を謳歌しているご様子。でも高校入学初日に殿方と曲り角でドンッ！なんてちょっと青春ラブコメが過ごるようですね。そんな風にラノベのヒロイン気取りで油断しているから、ゾンビハンター養成学校なんておかしな所に連行されるのですよ！！え？通報したの？もちろんわたくしですよ、お嬢様。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yobata]

小鳥遊眞子の姿になったユーフロジーヌは自分がゾンビなのにゾンビハンターを養成する椛祢学園に入学する羽目に。元の眞子の幼馴染みだった指宿孝晴も何故か眞子を追ってきて…。完全に学園ラブコメモノに移行したねwゾンビハンターである重殺士になる為の学校に何故か入学することになるユーフロジーヌ。しかもそこには他にもゾンビが沢山。前回登場した小鳥遊兄妹やシュトュディオン博士の苦労って…w?そんなゾンビ組と重殺士を目指す人間組に分かれる中、嫌な記憶しかない眞子が何かと気になる孝晴君。でも彼が見てるのはやはり以前の眞子が→

2015/01/25

[Yu。]

目標達成できるのか！！ 悲劇の少女ゾンビ、ユーフロジーヌお嬢様の災難が描かれた前作からの引き続きで、新たな始まり(待ってるのはやはり災難)。今回は、なんとゾンビ退治育成高校に入学するハメになってしまうお話。かなりぶっ飛んでますし、ストーリーに負けない新キャラ達のアクの強さも愛らしい。ゾンビ、ゾンビ、そしてゾンビ。と、これでもかと事細かく分類された様々なタイプのゾンビ講義も堪能できちゃう一冊でもある。ただね、彼女が主人公じゃなくなってるのと前作にはなかったラブコメ色が“う～ん…”です。が、次もいくか。。

2014/10/11

[niz001]

知ってはいたけど別作品と言える程の大胆な方針転換。もういっその事「災難」との繋がり排除したらいいのに。

2014/08/22

[1_k]

しまった、これ続きものか。ゾンビの位置づけがなんでもアリで、散漫としている上に、主人公がイマイチ何をしたいのかわからないのがネックだったが。きっと前作を読めばすっきりするのだろうか。

2012/12/15

[橘梓弓]

これはこれで好きだけど、災難を読んでこれを買った身としては、現時点では騙された感が強いのは否めない。良くも悪くも、ラノベっぽさが増してる。お嬢様のダメ可愛さとアルマの有能さは変わってないしいいか。扨。下巻読むか。

2013/04/12