出版社内容情報
大事な人に贈りたい、かきおろし最新詩集!
別れって、悲しいけど、ちょっと好き――ご主人さまの足にハチミツをかける犬が、そっと心のツボを押してくれる。こころがふっと軽くなる、珠玉のことばとイラストが詰まった新作詩集!
内容説明
愛するご主人さまのために今日も足にハチミツをかける僕。そしていつものごほうびロケット…。力のぬけた犬のイラストとゆるく強くさりげなく心のツボを押してくれる言葉たち。たくさんの愛がちんまりと詰まった詩集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
❁かな❁
139
お気に入りさんが読まれていて銀色夏生さんだし、タイトルも可愛いので読んでみました♪タイトルにもなってるワンちゃんがご主人さまの大好きなハチミツを足にかけてあげるの可愛い〜♡そのあとのご褒美ロケットもめっちゃツボでした(笑)銀色さん絵も描かれるんですね!いろんな種類のワンちゃんを描かれてました!それぞれのワンちゃんの言葉もあったりして、個性的で面白かったです(´▽`*)絵だけでなく文字も手書きで掲載されていてゆるい感じでピッタリ*ゆるくてほっこりな中に銀色さんらしいハッとする言葉が散りばめられていて素敵☆2015/07/06
吉田あや
69
なんとも癒されるほろっとよろっとした線のかわいいワンちゃんたちの中で異彩を放つ「なんでそないみるんや。気になるんか?ヒゲか?」でがっつり心を鷲掴み。ご主人様の大好きなハチミツをくつ下ツーッとひっぱって、細い糸のようなハチミツの線。たらりたらりで怒られて、ロケットみたいにビューン。犬ジャンプ! ロケットジャンプ! くふん、ぷるぷる、ポムッ。水たまり。犬たまり。晴ればれと、せいせいと。そして我が家は猫たまり♡2015/06/24
masa@レビューお休み中
58
いつも胸に沁みる詩ばかり読んでいたけど、これはププッとか、ハハッとか、クスッとか、思わず笑ってしまう言葉ばかり。ゆるい感じで好きだなぁ。ギャグあり、シリアスありの不思議満載の詩集なんだ。感じとしては、リラックマに近いかな。銀色さんお得意のササッとペンで描いた絵。そして、その描かれた犬たちは、かわいいんだか、かわいくないんだかも判別不明な感じだったりするのです。でも、このだらりとしたゆるいキャラも、また読んでいるといとおしくなるから、やっぱりかわいいと思ってるんだろうな。ハチミツを垂らす犬が笑えます。(笑)2012/12/06
りす子
28
あまり犬の絵が好みではないなと思っていましたが、何故ご主人さまの足にハチミツをかけるのかを知ってから、彼(たぶん)がとてもいとおしく思えました。当たり前ですが、共感する部分と、共感しない部分がありました。それはきっと読むときによって変わるのかもしれないですね。美しいものを見たとき、素敵なものを見たとき、感動したとき、ぴゅーーと飛んでいく、わかる気がしました。そして、その飛んでいく犬の描写が好きです。ただいちばんのお気に入りはやっぱり、ハチミツをたらりとかけている所と、ロケットで飛ばされる所なのです。2013/09/10
seraphim
26
犬軍団、可愛い。飼い主の足にハチミツをかける、一連の詩が好き。銀色夏生さんは絵も描けるのか。すごいな。何とも味のある犬達の絵が、とても良い。さらさらと読了。たまに読み返したくなる本だった。2014/02/27