角川文庫<br> ご依頼は真昼のバーへ―Barホロウの事件帳

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角川文庫
ご依頼は真昼のバーへ―Barホロウの事件帳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 347p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041005590
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「インディゴの夜」の著者による、バカでユルくて少し切ない素人探偵物語!

神楽坂の裏通り。朝オープンのヘンなバーへ、幼なじみの楓太に連れてこられた就職浪人中の隼人は、謎のイケメンバーテンダー・イズミのせいで素人探偵をすることに。だがその日常にふと、ある”殺人”の記憶が蘇る…。

内容説明

神楽坂の裏通り。朝オープンするという怪しげなバーにいるのは、魔女のようなママと、謎のイケメンバーテンダー・イズミ。幼なじみの楓太にこのバーに連れてこられた就職浪人中の隼人は、イズミにうまく丸め込まれ、なぜか素人探偵をすることに。月夜小路の野良猫へのいたずら書きが頻発、犯人を捕まえて欲しいというのだ。急に慌ただしくなる日常。だがふとした折、ある“殺人”の記憶が、隼人の脳裡にフラッシュバックする―。

著者等紹介

加藤実秋[カトウミアキ]
1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー。同作はシリーズとして書籍化され、シャープで映像的な文体で描き出す都会の風景と、魅力的なキャラクターが好評を博し、ドラマ化・舞台化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

72
酒場に関する物語と思って手に取ったが、予想していたのとはやや違っていた。営業時間が朝から夕方4時までという怪しげな会員制バー。客を迎えるのは魔女のようなママと、顔は十人並みながら女性にもてまくるバーテンダー。メニューは発泡酒と駄菓子のようなつまみのみ。幼馴染みの楓太に誘われこの店の常連になった隼人は、バーに持ち込まれるトラブルを解決する探偵もどきをやることに……。神楽坂版〈池袋ウエストゲートパーク〉という趣の連作ミステリー。死んだ女友達の記憶がフラッシュバックし、ライトな筆致の中に少しだけ陰を作っている。2015/05/18

papako

41
うーーーん、楽しめませんでした。。。登場人物たちがうざい。青春っていうには遅いだろう。でも、こんなものかも。残念でした。。。2014/01/28

したっぱ店員

31
一話一話の解決法はまずまず楽しめたのだけど、オープニングで示された大ネタの処理がなんか消化不良な気が。加藤さんだし期待しすぎた?イズミが安楽椅子探偵になるんだとか、勝手に思ってしまってた自分にも問題ありだけど・・。勝手に設定を決めつけて勝手に盛り下がるのはやめましょう(自戒)。2012/12/24

nonたん

23
加藤さん、最近の傾向かな。始め取っ付きにくい、あとは一気に。だけど、肝心の話が中途半端…。続き書くつもりでこうしてるのかなぁ…。でも、種明かししているからなぁ。と言うことで、神楽坂に生まれし者のハンパな探偵物語という印象でした。2013/02/06

のいじぃ

20
読了。神楽坂の街並みを延々と説明をされても土地鑑がない者にとっては入っていきにくい。本来なら魅力的な位置にあるイズミも鬱陶しく感じられ最後の過ぎたお節介はどうかと思った。彼をもう少し上手く使えたら良かったと思う。また当事者の話を聞かずに周りが物事を決め強引に進めていく流れは女性作家の方に多くみられ、これが結構なストレスに。解説に「男の子を描くのが上手い」とありますが今作は読んでいてもすっきりしないちぐはぐな印象しかありませんでした。2012/11/04

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