出版社内容情報
求婚は陰謀の導き!? 絶好調シリーズ第3弾!!
皇帝イシュトに振り回される日々を送るルーナに最大級のむちゃぶり発言が。それはイシュトの子供を産めばルーナを解放するというもの。激怒したルーナは、皇宮から脱走をはかるが、帝位失脚を狙う企みを目撃して!?
内容説明
皇宮騎士ベルダの処遇に不満をもつ“剣ノ舞姫”ルーナは、イシュトからとある取り引きをもちかけられる。それはイシュトと結婚して、子供を産めば、望みをかなえるというもの。あまりの衝撃に唖然とするルーナだけど、イシュトはいたって真剣。大激怒したルーナは、皇宮から脱走をはかる。だがそこで、イシュトを皇帝位から失脚させるための密談現場を目撃してしまい!?クールな舞姫の災厄生活、急展開の第3弾。
著者等紹介
雨川恵[アメカワケイ]
大分県出身。第2回角川ビーンズ小説大賞読者賞受賞。『アダルシャンの花嫁』(受賞作改題改稿)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
15
先の見えないモヤモヤ感たっぷりのストーリー進行ですが、唯一イシュトが感情を自覚したらしい(笑)のが救い。次で最終巻になるそうですが、悲恋じゃなくてくつがえしてほしいものです!2012/09/01
紅羽
9
シリーズ三作目。本当に受難続きのヒロインですね。一応サブタイトルにプロポーズとありますが、二人の気持ちが重なった上での事ではないようですね。ルーナの中で温度差があるようです。しかしイシュトは何だかとても可愛く感じました(笑)いよいよ次回で完結。果たしてこの閉じられた世界での物語がどういう結末を迎えるのでしょう。2013/06/22
夜の女王
8
☆☆☆ やっと、大切な物を大切にする心を覚え始めた陛下(その過程にはかなり問題アリだけど)。二人の距離が少し縮まったかな。けど、その分アブナイ度が移行した感じのベルタ。3巻目でやっと話が広がってきた感があるのに、次で最終巻とか。これをたった1巻でどうやって収拾させるんでしょ?とりあえず、ハッピーエンドだけ期待。2013/02/11
ゆん
7
イシュトにようやく感情の兆しが見えてきて、よし!これから…と思ったら、次で最後とは。ルーナは受難続きで終わるのか?色んな事が広がってますが、収集はつくのか?謎なだけに、続きが早く詠みたいです。2012/09/15
はなりん
6
次巻で終わりとか。うーん、どう収拾つけるのかなぁ。ルーナの「精霊の民」についても「痣」以外の情報がやっとでてきたところなのに・・・。イシュトの感情とルーナの恋愛感情がどちらも少しずつ育っているのはいい感じなんだけどねぇ。2012/10/02