出版社内容情報
死線をさまよい続ける極限状態で、人間が人間らしくあることは可能なのか―過酷な自然、重い疲労、マラリアの蔓延――。冷徹なまでのリアリズムで、第二次世界大戦時のニューギニアの兵站線上から、名も無き兵隊たちのドラマを描きだした、小説の極致!
古処 誠二[コドコロ セイジ]
著・文・その他
角川書店装丁室 國枝達也[カドカワショテンソウテイシツ クニエダタツヤ]
著・文・その他
内容説明
飢えとマラリア、過酷な山越えのための想像を絶する疲労の中、困難な道を進む兵隊たち。摩耗する心と体。俺はこのニューギニアの地に捨てて行かれるのか―。味方同士で疑心暗鬼に陥る隊では不信が不正を招き、不正が荒廃をはびこらせる。そんな極限状態で人間が人間らしくあることは果たして可能なのか。第二次大戦の兵站線上から名もなき兵隊たちの人間ドラマを冷徹なリアリズムであぶりだす。
著者等紹介
古処誠二[コドコロセイジ]
1970年福岡県生まれ。2010年、第3回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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