角川文庫<br> 水に流せない「水」の話―常識がひっくり返る60の不思議

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角川文庫
水に流せない「水」の話―常識がひっくり返る60の不思議

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  • サイズ 文庫判/ページ数 209p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041003831
  • NDC分類 452.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

あなたの節水は環境に悪い!?水をめぐるトリビアの数々

環境のために節水するあなた、その節水は環境に悪いってご存じ?知ってるようで誰もが知らない水をめぐる雑学を満載!!

内容説明

あなたが食べ残したハンバーガー1つを作るのにどれだけ「水」が必要か、知っていますか?答えは1000リットル。これがポテトチップス1袋だと185リットル、牛丼1杯は2000リットル、携帯電話だって1台作るのに900リットル以上、パソコンだと1台につき4000リットル以上の「水」が必要。あなたが知らない「水」の不思議、「水」の謎。この1冊を読めば、明日からあなたのエコライフがきっと変わる。

目次

第1章 食べ残しは罪!仮想水と環境の話
第2章 切っても切れない水とカラダの関係
第3章 世界の水が超危ない!?各国の水事情
第4章 日本の水の将来
第5章 気分はもう水戦争 水をめぐる紛争
第6章 儲かる水 水ビジネスの話
第7章 さらに水のどーでもいい話

著者等紹介

吉村和就[ヨシムラカズナリ]
グローバルウォータ・ジャパン代表。1948年、秋田県秋田市生まれ。(株)荏原製作所・経営企画部長を経て、国連ニューヨーク本部に勤務。日本を代表する水環境問題の専門家の一人であり、日本の環境技術を世界に広める努力を続けている。最近では、水の安全保障戦略機構・技術普及委員長、経済産業省「水ビジネス国際展開研究会」委員など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うたまる

3
”水”に纏わる雑学集。軽いネタだが興味を惹かれたものがそこそこあり楽しめた。「乳児の80%は水分、大人は約60%」「世界の漏水率20~40%の中、日本は約7%」「ライバル(rival)の語源はリバー(river)で水争いのこと」「鳥類は海水の塩分濾過装置を目の上に持っている」などが食いついたところ。一方、水問題の専門家らしく、ヴァーチャル・ウォーターの計算や将来の水不足クライシスはかなり扇動的。本来”循環”しているものを”消費”としてだけ捉えたら、そりゃ話がおかしくなるわいな。2014/06/16

栗山いなり

2
「水」についての様々な雑学を記した著書。この本が書かれた時皇太子殿下だった現天皇陛下が「水のプロ」だったとは驚きだ2019/10/20

ラスコリ

1
面白かった。食料自給率が水と深く関わっていることや、ハイヒールやブーツの起源が知れた。2016/06/04

草津

1
「水」にまつわる色々なお話。40年に訪れるであろう水不足の話や水ビジネスの話は面白く読めました。ただ、「ハンバーガー1個作るのに水1000リットル使う」という煽り文句は詐欺だと思います。あれはハンバーガーで使用する牛や野菜を育てるのに必要な水で換算してますし、牛一頭の肉でハンバーガー1個じゃないだろ、と思います。あと割とどーでもいい話もちょこちょこ出てきますが、「水」のことちょっと詳しく知りたい、程度には良い本だと思います。「水」はなくてはならないものですからね。2012/08/12

takahashi126

0
残念ながら内容に乏しく表層的でつまらない。2015/12/14

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