出版社内容情報
スーチー女史が自ら綴った自由への記録。
圧制下のミャンマーで拘禁されたままノーベル平和賞を受賞した美しき非暴力女性闘士が、自由への記録を克明に綴った感動の書。
内容説明
ミャンマー民主化運動の指導者であり、国民の精神的支柱であるアウンサンスーチー。彼女は2010年11月まで、断続的におよそ15年にわたり軍事政権により自宅に拘禁されてきた。だがついに変化の時は訪れ、2012年4月のミャンマー議会の補欠選挙でアウンサンスーチー率いる国民民主連盟は大勝し、彼女自身も国会議員となった。民主化実現の第一歩を踏み出した祖国を、彼女はどう導いていくのか。自らの信条を綴った名著、待望の文庫化。
目次
第1部 わたしが受け継いだもの(わたしの父、アウンサン;わたしの祖国、そしてビルマの人びと;植民地統治下のビルマとインドの知的活動 ほか)
第2部 わたしはなぜ戦っているのか(民主主義を求めて;恐怖からの自由;「ボ」のほんとうの意味 ほか)
第3部 アウンサンスーチーを支えるもの(スーの魂が花と開いて(マ・タンイー)
ビルマ人、スー(アン・パステルナーク・スレーター)
アウンサンスーチーはビルマを救う女性か(ジョセフ・シルバースタイン) ほか)
著者等紹介
アウンサンスーチー[アウンサンスーチー][Aung San Suu Kyi]
1945年6月19日ビルマ(現ミャンマー)の首都ラングーン(現ヤンゴン)に生まれる。88年からビルマの民主化運動に参加。軍事政権下で89年から自宅拘禁されるが、拘禁中の91年にノーベル平和賞を受賞。2010年11月に拘禁から解放され、12年4月の選挙で国民民主連盟の同志とともに当選を果たした
柳沢由実子[ヤナギサワユミコ]
英語とスウェーデン語の翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
いそもり
テツ
OMO