出版社内容情報
破天荒にして深淵。悩みが吹き飛ぶ贅沢対談集。
ともに大阪出身の人気作家が、上京後に暮らした町を歩きながら、縦横無尽に語りあう。話は脇道に逸れ、さまざま道草食いつつも、人生について、創作について、いつしか深いところへ降りていく――ファン待望の対談集
内容説明
ともに大阪出身。単身上京し「下降と自己決定の放棄」から出発した東京生活。世間から外れれば外れるほどカッコええと信じていた青春時代、二人の作家はどこでどのように過ごしていたのか。成増、武蔵関、浅草、三崎…お互いの思い出がつまった懐かしの街を訪ね歩きながら飛び出す面白エピソードの数々。絶妙の呼吸と間合いで笑いの絶えないライヴ感満載の応酬の先に、作家の人生観と鋭い観察眼が冴えわたる、異色対談集。
目次
第1章 成増(上京について;成増という街 ほか)
第2章 武蔵関・上石神井(仕事とはなにか?;図書館と人生 ほか)
第3章 浅草(犬について;大人について ほか)
第4章 三崎(三崎というところ;人生における魚介 ほか)
著者等紹介
町田康[マチダコウ]
1962年大阪府生まれ。高校時代より音楽活動を始め、INUを結成。81年アルバム『メシ喰うな!』でデビュー。96年に発表した処女小説『くっすん大黒』でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞を受賞。2000年『きれぎれ』で芥川賞、01年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、02年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞、08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞
いしいしんじ[イシイシンジ]
1966年大阪府生まれ。京都大学文学部仏文科卒。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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美登利
chanvesa
おにぎりの具が鮑でゴメンナサイ
更夜
あい