角川文庫
わたしのなかの女性たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041002353
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

恋して、愛して、学んだ!!

『阿寒に果つ』『化粧』『失楽園』……名作の裏には、実在の女性がいた。失敗と挫折、そしてめくるめく歓喜。著者の体験を通して語られる、赤裸々な恋愛論。

内容説明

「男によって女は変わり、女によって男も変わる」―高校時代の初恋から、死すら予感した「究極の性愛」まで。数々の恋愛が今日の自分を創り上げてくれた。『阿寒に果つ』『ひとひらの雪』『化粧』『失楽園』…名作の裏には、実在の女性がいた。失敗と挫折、そしてめくるめく歓喜。著者の体験を通して語られる、赤裸々な恋愛論。

目次

1 純子の章―ふりまわされた恋
2 姉妹の章―初めて知った愛の妖しさ
3 澄子の章―自殺未遂の女
4 千景の章―性の自信を取り戻す
5 真由美の章―強すぎる女への戸惑い
6 裕子の章―逃げられて追いかけて
7 貴子の章―自らの美学に生きる
8 お市の章―ほかすには惜しいから
9 久美子の章―性愛にかけた愛

著者等紹介

渡辺淳一[ワタナベジュンイチ]
1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。70年『光と影』で第63回直木賞、80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。2003年には柴綬褒章受章、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のほほんなかえるさん

1
どこまでがリアルで、どこまでがフィクションなのか、もはやわからない。小説のような実体験なのか。実体験のように見せかけた小説なのか。どちらかというと後者であってほしいと思ってしまう……それは私がダメな読者だからかもしれません。(奥さんと子供が可哀想になりました)2012/08/06

fergie

0
ノーコメント2017/08/18

Kazuyuki Inoue

0
こんな人生があるとは・・・2012/11/23

Ni Miki

0
自分の性体験を踏まえ、こんなに赤裸々に書いちゃって、奥さんや子供さんがいらっしゃるみたいだけど、大丈夫?って余計な心配をしてしまいました。 あれだけの恋愛小説を書くには、やはりそれなりの経験をしてなければ書けないよね・・・・って納得しちゃいました。2012/11/07

見ぇーた

0
10人との性交渉を告白しているが、小説になるのは極一部だから10人は氷山の一角だろう!相当擦り減ったことだろう。川西政明「渡辺淳一の世界」(集英社文庫)を参考にすると、渡辺が偽名にしている人の実名も分かる。分かったからといってどうということもないが。渡辺の娘の談によると、取材を兼ねた女道楽に妻は相当苦労したようだ。この本には載っていない麻衣子には8000万円相当を貢いでいるし、クラブKのお市との京遊びにも莫大なお金をかけたらしい。小説家になれていなかったら、単なる札幌のドンファン医者で終わっただろう。。。2024/09/07

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