出版社内容情報
3ヶ月連続刊行第3弾! 火盗改が凶賊を追う、書き下ろし新シリーズ。
十数年前に江戸市中を荒らし回った凶賊・宗兵衛一味と似た手口の残忍な押し込みが発生する。果たして残党たちが下手人として捕らえられるが、親玉・宗兵衛の行方は杳として知れない。火盗改与力、雲井竜之介が奔る!
内容説明
日本橋小網町で繁盛する米問屋・奈良屋が襲われた。大金が奪われ、主人と番頭は斬殺される。大黒柱を失った弱みにつけ込み、奈良屋の御内儀のもとには近隣の同業者から難題が持ち込まれ、さらに集金帰りの奈良屋の手代までが襲われる。火盗改・与力の雲井竜之介は、賊の狙いが奈良屋の商いそのものだったのではないかと疑う。かつて江戸市中を震撼させ姿を消した凶賊の頭目、宗兵衛の正体が明らかに!書き下ろしシリーズ第3弾。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。近年は時代小説、剣豪小説の分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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