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出版社内容情報
綾辻行人の傑作、いとうのいぢの挿画で登場!
夜見山北中学へ転校してきた榊原恒一は、クラスの奇妙な雰囲気に違和感を覚えた。孤高の少女ミサキ・メイに接触を試みるが、謎は深まる。そして級友が凄惨な死を遂げ……。アニメも話題の本格学園ホラー&ミステリ!
内容説明
夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎は深まるばかり。そんな中、クラスメイトが凄惨な死を遂げた。この“世界”でいったい何が起きているのか!?名手・綾辻行人の新たな代表作となった本格ホラー。TVアニメ版のキャラクター原案を手がける、いとうのいぢのイラストで登場。
著者等紹介
綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。92年には『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズを代表とする本格ミステリを書き続ける一方で、ホラー小説にも意欲的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
59
ホラーの中にサスペンスがありな作品。なぜこれがラノベでも発刊したのかは謎だが夢中になれる。全く先が読めない中で本当に終われるのか?ってドギマギしてます。とりあえず下にいきますです!2025/03/03
わかちゃん
26
アニメ、コミックの後に原作を読んだという形。恐らくいきなり小説読んでたら怖くて読めなかったと思う(笑)レーベルがラノベなのでカテゴリはラノベということで。ちゃんとした感想は下巻読了後に…2012/06/03
Yobata
21
気になっていて読みたかったけど、角川スニーカー文庫版でのいぢ先生のイラストで出るから角川文庫版に手を出さず、スニーカー版が出るまで待ってたw夜見山北中学へ転校してきた榊原恒一は、クラスの奇妙な雰囲気に違和感を覚えた。孤高の少女ミサキ・メイに接触を試みるが、謎は深まる。とある事件から「死」が近づいてしまっている3年3組。いままでは誰か一人をクラスの中でいないものとすれば乗り切れたが、今年はこの対策虚しく、死の災厄が始まってしまい、次々と関係者の犠牲者が出てきてしまう。この災厄を乗り切るためには…。→2012/03/03
ダージリン
20
アニメでずっと見ていて、先が気になり・・・ついに辛抱たまらず、スニーカーで出たしと意味不明の言い訳をしつつ読みました(笑)。ストーリーを知ってても、違いや補完部分もあるしで、活字としても楽しめました。さて下巻はどうなるんだろう~!2012/03/07
星野流人
16
アニメも終わったところで、改めて原作で2周目。序盤は分からないことだらけで何が何やら、といった感じではあったものの、アニメに比べて状況説明が分かりやすく(アニメもそれなりに分かりやすく仕上げてはあったが、どうしても情報の細かさには劣る)、楽しく読めた。“見崎鳴”という人間に対して、存在を疑ってしまうように描いた技術はお見事。 しかし、館モノでお馴染みのホラーミステリー作家・綾辻行人さんであっても、ライトノベルになってもそんなに違和感無いんだなあ。アニメとの差異は少ない。2012/04/09