出版社内容情報
奪われた手帳に秘められた謎。十津川警部は仙台に走る!
仙台で病死した食品会社の社長・田中の手帳になぜか十津川の名が残されていた。手帳を巡って繰り返される殺人事件。事件の脚本を書いたのは誰か? 厚いヴェールに覆われた真相に、十津川警部の推理が迫る!
内容説明
仙台で食品会社の社長・田中伸彦が病死した。田中が病床で記した手帳には、なぜか何の接点もないはずの十津川の名が残されていた。田中の妻・啓子から葬儀に招かれた十津川は、興味にかられて手帳を譲り受けるが、帰りの新幹線の車中、不覚にも何者かにそれを奪われてしまう。その後、この手帳を巡って繰り返される殺人事件。そこにはどんな謎が隠されているのか?厚いヴェールに覆われた真相に、十津川警部の推理が迫る。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞受賞。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。トラベル・ミステリーで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あなご
24
今回は仙台を舞台に奪われた手帳に秘められた謎を解明するために十津川警部が活躍しました。私は東北で4年間暮らしましたが仙台には試験を受けに行っただけなので一度観光で行ってみたいと思いました。2014/05/29
はら
13
仙台の青葉区に引っ越してきた早々これを読むとはなかなかいい思いつきと思ったものの、内容には少しがっかりしました。談話記録や事件ファイルみたいな書き方で、登場人物の個性が全く感じられませんでしたし、物語にもクライマックスがなく、淡々と終わってしまいました。十津川刑事たちの推理で事件が解決されていくのに、何を根拠にどうしてそのように推理できるかは、私には全然理解できませんでした。だが、この一冊だけで決めつけるわけにもいけないので、十津川シリーズの他の作品も読んで見たいと思います。2014/04/05
moonanddai
2
この3連休(2015.7.18~20)体調が最悪の状態でした。そんな時は軽く読めるこんな本を寝床で、といった感じでした。西村京太郎、初期のものとか「名探偵」シリーズはよかったのですけど…。2015/07/20
シベリヤたろう
2
西村氏初読 句読点多い2012/10/10
aaboo
1
そこそこ楽しめた。2022/11/20
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