角川新書<br> 魔術の古代世界―「古代ギリシア語魔術パピルス」を読む

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角川新書
魔術の古代世界―「古代ギリシア語魔術パピルス」を読む

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  • サイズ 新書判/ページ数 344p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040825618
  • NDC分類 147.1
  • Cコード C0222

出版社内容情報

キリスト教の覇権以前、古の神々が身近だった時代……多神教世界の知られざるリアルを照らす!

【12の魔術文書を本邦初の翻訳&徹底解説】
「アブラカダブラ」――小説やマンガで知られるこの呪文は、史料に遺された回文であり、歴史上実在していた。ほかにも、影を操る術、髑髏の予言、錬金術……不可思議な魔術のマニュアルが、パピルスとして多数発見されている。そこから浮かび上がるのは、キリスト教が覇権を握る以前、混沌とした多神教世界で、神々と共に生き、日々の願いを託した人びとの姿だ。謎めいた12の魔術文書を、本邦で初めて古代史研究者が本格的に翻訳&解説し、歴史の影に隠れた古代地中海の社会・文化・信仰を掘り起こす。

【「目覚めよ、闇の中の悪霊どもよ」】
◆魔術は人と神々をつなぐ暗号通信だった
◆錬金術を生んだのはエジプトの染色技術
◆哲学者デモクリトスも大魔術師とされた
◆2世紀に隆盛を迎えるも消えたミトラ教

【目次】
まえがき
序 章 魔術に満ちた古代世界
第一章 愛の秘術
 1 意中の相手を連行する術
 2 片思いの相手を眠らせない術
 3 呪いの指輪
第二章 災難からの防衛術
 1 身を守るための護符
 2 商売繁盛の守り神
第三章 影の操術
 1 影分身の術
 2 太陽神の手下の召喚術
第四章 魅惑の奇術
 1 客の顔がロバに見える術
 2 宴会芸と化学マジック
 3 デモクリトスのパイグニア
第五章 化学と錬金術
 1 髑髏の予言
 2 金の酸化
終 章 魔術は失われたのか
あとがき
主要参考文献一覧


【目次】

まえがき
序 章 魔術に満ちた古代世界
第一章 愛の秘術
 1 意中の相手を連行する術
 2 片思いの相手を眠らせない術
 3 呪いの指輪
第二章 災難からの防衛術
 1 身を守るための護符
 2 商売繁盛の守り神
第三章 影の操術
 1 影分身の術
 2 太陽神の手下の召喚術
第四章 魅惑の奇術
 1 客の顔がロバに見える術
 2 宴会芸と化学マジック
 3 デモクリトスのパイグニア
第五章 化学と錬金術
 1 髑髏の予言
 2 金の酸化
終 章 魔術は失われたのか
あとがき
主要参考文献一覧

内容説明

「アブラカダブラ」誰もが知るこの言葉は、史料に遺された実在の呪文である。影の操術、髑髏の予言、錬金術…発見されたパピルスには、不可思議な魔術の数々が記されている。そこから浮かび上がるのは、キリスト教の覇権以前、混沌とした多神教世界で、神々と共に生き、日々の願いを託した人々の姿だ。本邦初、12の文書を本格的に翻訳&徹底解説し、歴史の影に隠れた古代地中海世界の姿を掘り起こす。

目次

序章 魔術に満ちた古代世界
第一章 愛の秘術
第二章 災難からの防衛術
第三章 影の操術
第四章 魅惑の奇術
第五章 化学と錬金術
終章 魔術は失われたのか

著者等紹介

前野弘志[マエノヒロシ]
1963年生まれ。広島大学大学院人間社会科学研究科教授。愛媛大学法文学部文学科史学専攻卒業後、広島大学大学院文学研究科博士課程前期修了、ドイツ連邦共和国チュービンゲン大学歴史学部留学ののち、広島大学大学院文学研究科博士課程後期単位修得退学。オックスフォード大学古代文書研究所在外研究などを経て、2020年より現職。専門は碑文学、古代地中海世界史。特に古代ギリシア語やラテン語の呪詛板、魔術パピルスの研究に取り組み、レバノンでの発掘調査にも従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

15
古代末期のエジプトに残された「古代ギリシア語魔術パピルス」の読解。当時の錬金術や信仰世界なんかはともかく、饗宴の様子や食料事情、当時使われていた暦や天文知識等々、話題は広く生活文化に及んでいる。「髑髏の予言」のように、パピルスの記述や発掘の成果から魔術の際に使われたトリックが明らかになるというのも面白い。そしてパピルス自体も、中国の簡帛と同じく出土地の偏りの問題があるらしい。2026/08/21

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