角川新書<br> 真珠湾収容所の捕虜たち―情報将校の見た日本軍と敗戦日本 (特別版)

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電子版あり

角川新書
真珠湾収容所の捕虜たち―情報将校の見た日本軍と敗戦日本 (特別版)

  • ウェブストアに82冊在庫がございます。(2025年08月27日 19時53分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 408p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040825540
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0221

出版社内容情報

北海道・小樽に宣教師一家の子として生まれ、日本人に親しみながら育った著者は、太平洋戦争開戦後、情報将校としてホノルル日本人捕虜収容所に派遣され所長となる。べらんめえ調の流暢な日本語で捕虜たちと対話を重ねるうち、捕虜たちに自発性が生まれ、喧伝新聞やポツダム宣言の和訳ビラの協働制作へと至る。戦後は占領軍として高松宮への提言を行うなど民主化にむけて尽力した。新書版解説・佐藤卓己



【目次】

序文

第一部 戦争 
学徒兵
“ズーズー湖畔の宿”
緑の島サイパン
無国籍者の群
蔓草の芽
鉄柵の唄
地獄島から来た男
真珠湾のほとり

第二部 日本進駐 
”マッカーサーに頼め” 
大っきなニコニコ顔
そうねぇー
破れスリッパ
再び真珠湾軍港
若者帰る

第三部 日本の若い者 
あの道再び 
漫画教育 
パリパリ会 
氷割り
女の「若い者」

あとがき
解説ーー 「戦前回帰」への警鐘 (前澤 猛) 
新書版解説  (佐藤卓己)

内容説明

小樽で宣教師一家の子として生まれた米軍将校ケーリ。太平洋戦争開戦後、ハワイの日本人捕虜収容所の所長となった彼は、流暢な日本語で捕虜たちと対話を重ね「捕虜は恥ではない」と必死に説いた。心を動かされた捕虜たちは、敗戦を悟った時、これ以上の犠牲者を生むまいと宣伝新聞やポツダム宣言の翻訳ビラの製作に励み始めたのだった。

目次

第一部 戦争(学徒兵;“ズーズー湖畔の宿”;緑の島サイパン ほか)
第二部 日本進駐(“マッカーサーに頼め”;大っきなニコニコ顔;そうねぇー ほか)
第三部 日本の若い者(あの道再び;漫画教育;パリパリ会 ほか)

著者等紹介

ケーリ,オーテス[ケーリ,オーテス] [Cary,Otis]
1921年小樽生まれ。同志社大学・アーモスト大学名誉教授。14歳で進学のためアメリカに帰国し、42年、アメリカ海軍日本語学校に入学。真珠湾の陸海軍情報局に情報将校として配属され、戦場に赴いたのち、ハワイの日本人捕虜収容所長に就任する。アーモスト大学卒業後の47年、アーモスト大学から同志社大学に派遣される。51年イェール大学大学院で修士号取得。79年まで同志社アーモスト館の館長、92年までアーモスト大学代表を務めたほか、国際文化会館理事としても日本の国際化に貢献した。87年に勲三等瑞宝章を受章、89年に京都市文化功労者として表彰された。2006年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品