角川新書<br> 高倉健の図書係―名優をつくった12冊

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角川新書
高倉健の図書係―名優をつくった12冊

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040825151
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「山本周五郎の本、手に入らないか」。高倉健は常に本を求める俳優だった。撮影現場や仕事のあい間、取材のかたわら健さんが求める本を探して調達する「図書係」がいた。時代小説の人情、白洲正子の気風、三浦綾子の「死ぬ」という仕事―― 名優の演技と生き方を築き上げた、数々の書籍。30年間本を探し続けた編集者が、健さんとの書籍を介した交流を明かす。

【目次】
第一章 擦り切れた背表紙
健さんの「図書係」
山本周五郎『樅ノ木は残った』『ちゃん』
檀一雄『火宅の人』
山口瞳『なんじゃもんじゃ』

第二章 死ぬという最後の仕事
三浦綾子 最後のインタビュー
三浦綾子『塩狩峠』
三浦綾子『母』

第三章 人生の持ち時間
五木寛之『青春の門 第一部筑豊篇』
森繁久彌『あの日あの夜 森繁交遊録』
池波正太郎『男のリズム』

第四章 旅の流儀
白洲正子『夕顔』
伊賀、京都、熊野を歩く
白洲正子『かくれ里』

第五章 本名でいられた場所
健さんからの手紙
健さん片想いの会
「お母様との暮らし、悔いのないように」

第六章 託されたカセットテープ
長尾三郎『生き仏になった落ちこぼれ 酒井雄哉大阿闍梨の二千日回峰行』
柔らかな光を放って
高倉健の源泉

内容説明

「探してほしい本がある」健さんが苦しいときに撮影現場にまで持ち込んで何回も読んだ「ある作品」とは。30年間本探しを担った編集者が明かす読書家・健さんとの交流譚。

目次

第1章 擦り切れた背表紙
第2章 死ぬという最後の仕事
第3章 人生の持ち時間
第4章 旅の流儀
第5章 本名でいられた場所
第6章 託されたカセットテープ

著者等紹介

谷充代[タニミチヨ]
ルポライター。1953年東京都生まれ。フリー編集者として白洲正子、三浦綾子などのルポルタージュを手がける傍ら、1980年代半ばから2000年代まで高倉健をめぐって様々な取材を重ねてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

42
なるほど健さんらしいセレクトなのであった。ブックガイドというよりも、もう没後10年かとか、かつて古本を見つけるのは至難の業であったな等、感慨深く読了。俺さっき、エレベーターで健さんと一緒になっちゃったよと自慢していた先輩の高揚した声を懐かしく思い出す。2024/12/04

もとむ

28
高倉健さんの映画は「鉄道員」「ブラック・レイン」くらいしか見たことがない。それ以外は任侠映画の印象だったが、実は相当な読書家だったらしい。そして読む程に「真心の人」という印象が深まる。今時「真心」なんて言葉は死後だろうか…しかし本書における健さんの心遣いや、感銘を受けた本からは、それがよく伝わる。著者である谷さんは、ずっとフリーライターとして健さんの誠実な人となりを見てきた。何と30年も…!そりゃファンにもなるよなあと納得する。谷さんの健さんに関する本、そして健さんの愛した本たちも、いつか読んでみたい。2024/12/31

緋莢

16
「おはよう。本を探して欲しい」本を読むのが好きで、気になったものは買って手元に置いていた俳優・高倉健。そんな高倉健と親交があり、長年、〝図書係”として本探し(主に古本)を手伝っていたのが著者。まだインターネットで簡単に本が入手できなかった時代は、神保町の古本街をくまなく歩き、それでも無い場合は版元や、時には著者に連絡したとのこと(続く 2024/11/15

ゴーヤーチャンプルー

14
読書家であったという高倉健さん、気に入った本は時には赤線なども引っ張りながらボロボロになるまで読み込んでいたという。それを共演者やスタッフさんなどにプレゼントするという時にフリーライターで著者の谷さんが神保町の古書店を探し回ったり、時には直接出版社へ問い合わせしてみたりして調達していたそうだ。図書係として約30 年の付き合いの中で谷さんが感じた、特に高倉健さんの心を支えたと思われる12冊がエピソードと共に紹介されている。その内の一冊、池波正太郎『男のリズム』は積読で放置しているので、早めに読もう。2024/12/12

ご〜ちゃん

3
高倉健さんは、素敵な人だったのだということがわかった。 積読にしてある山本周五郎の『樅の木は残った』を読もうと思った。2025/04/04

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