角川新書<br> 陰陽師たちの日本史

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角川新書
陰陽師たちの日本史

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040824826
  • NDC分類 148.4
  • Cコード C0221

出版社内容情報

プロローグ

第一章 「陰陽道」とはなにか
1 「陰陽道・前史」を探る
2 呪術・祭祀を担う陰陽師
3 安倍晴明をめぐる謎

第二章 陰陽師・安倍晴明の現場へ
1 焼失した霊剣と五帝祭
2 呪詛と祓えをめぐる陰陽道
3 冥府の神、泰山府君
4 火星を祭る

第三章 中世、動乱の時代の陰陽師たち
1 安倍晴明の末裔たち
2 陰陽師たちの「戦国」
3 『ほき内伝』という謎の書物


断章 いざなぎ流は「陰陽師」なのか
陰陽師を今に伝える「いざなぎ流」?
「呪詛返し」の儀礼といざなぎ流
「呪詛の祭文」と取り分け儀礼
「式王子」の秘法
いざなぎ流の背後に隠された系譜
民間「陰陽師」たちの動向
いざなぎ流は「陰陽師」なのか 

第四章 江戸時代の陰陽師たち
1 江戸時代前期ーー変貌する陰陽道 
2 西洋天文学と出会う陰陽道

第五章 陰陽師たちの近代と折口信夫
陰陽師たちの明治維新 
斎藤励『王朝時代の陰陽道』と柳田国男 
折口信夫の「陰陽道」研究の可能性
「仏家の陰陽道」とかかわる『ほき内伝』 
中世神道と陰陽道との交渉 
近代の「神道」をめぐる動向のなかで 
近代神職のもうひとつの姿 

終章 「安倍晴明ブーム」の彼方へ 

あとがき 
新書化にあたって 

内容説明

平安時代、一官僚だった安倍晴明は、つきぬけた才能とアピール力で貴族たちの絶大な信頼を獲得する。晴明を筆頭に陰陽師の名声は頂点を迎えたが、その後は没落と回復を繰り返していく。秀吉に追放された土御門久脩、キリスト教に入信した賀茂在昌…。社会の要望を取り入れ、姿や役割を変えながらも1000年を超えて受け継がれた。現代にまで連なる軌跡をたどる。

目次

第1章 「陰陽道」とはなにか
第2章 陰陽師・安倍晴明の現場へ
第3章 中世、動乱の時代の陰陽師たち
断章 いざなぎ流は「陰陽師」なのか
第4章 江戸時代の陰陽師たち
第5章 陰陽師たちの近代と折口信夫
終章 「安倍晴明ブーム」の彼方へ

著者等紹介

斎藤英喜[サイトウヒデキ]
1955年東京生まれ。佛教大学歴史学部教授。法政大学文学部卒業、日本大学大学院文学研究科博士課程満期退学。「日本神話」と「地方に残されている民間宗教者の世界」を研究している。著書『古事記 不思議な1300年史』で古事記出版大賞稗田阿礼賞、『古事記はいかに読まれてきたか』で古代歴史文化みえ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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chie

25
「陰陽師」が、日本の歴史にどの様に関わり、そしてどの様にフェードアウトしていったかを古文書やフィールドワーク、現代における論説を裏付けに、とても分かり易くひもとかれています。最終的に、日本の純粋な宗教とはなんだろう、と考えさせられる内容かなとは思うけれど、また、「陰陽師」という存在は日本の科学の発展を担っていたとも考えさせられ、感慨深く読みました。明治3年に「陰陽師禁止令」が発令され、陰陽師は歴史の表舞台から姿を消したことになっている。「歴史の表舞台から」というところが気になります。2024/11/08

keisuke

4
基本晴明だったな。2024/05/21

辻井凌|つじー

1
陰陽師を当時の最新の学術を取り込んだり対決したりしながら、時代ともに自ら変わっていった存在として捉えている。陰陽師と国学者の結びつきから、国学者が実は西洋知識にも近い存在だった話も興味深い。陰陽師がさらに知りたくなる本。2024/08/29

Teo

1
陰陽師と言うのは名前だけなら結構前から知っていたが、強烈に印象に残ったのはあの「レッツゴー!陰陽師」。もう17年も前の話。あの中でドーマンセーマンと言っていたのはこの本を読む迄は何か適当な意味かと思っていたのが「ドーマン=蘆屋道満、セーマン=安倍晴明」らしいと今回初めて知った。そして蘆屋道満を初めて知ったのは東京レイヴンズのアニメを見た時なので10年前。さらに加えると泰山府君祭を知ったのも東京レイヴンズ。そんな感じで聞き齧り程度の知識だった陰陽師周りの知識をちゃんとしてくれたのが本書。 2024/01/19

morelemon

0
安倍晴明の名前は知っていますし、映画などで描かれる姿がフィクションだしエンターテイメントだというのも知っていますが実像が何だったのかは詳しくは知りませんでした。そんな状態で読み、いかに自分のイメージが実際のものとかけ離れたものであったか認識しました。こうやって基礎的な知識から知っていくことが重要なんだと再認識しました。2024/02/12

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