出版社内容情報
「ほめる技術」の需要は高まる一方。人との接し方がデリケートになり、人間関係に起因するトラブルが増え、「人を傷つけない」だけでなく、「人を励ます」言葉が求められる現代。人を上手にほめるには、「なぜ相手をほめたいか?」「相手は自分にとってどういう存在か?」を意識し、ほめる語彙を増やすこと。技を身につければ、人間関係も自然に良好に。
内容説明
「ほめる技術」の需要は高まる一方。上手に人をほめるのには、コツがいる。ごくふつうのフレーズでも、使い方次第。「人を励ます言葉」が求められる現代、「なぜ相手をほめたいか?」「相手は自分にとってどういう存在か?」を意識し、ほめる語彙を増やしてみよう。日常的なフレーズから四字熟語、やまと言葉に文豪の言葉まで。タイミングよく、流れにのって相手をほめる技を身につければ、人間関係も良好に。
目次
第1章 ほめ言葉が「すっと」出るようにする(「ほめる」には二つの意味がある;ほめる、ほめられることに慣れていない日本人 ほか)
第2章 よいコミュニケーションはほめ言葉から(ほめ言葉から始める習慣;「いいですねえ」のマジック ほか)
第3章 四字熟語・慣用句で力強くほめる(ほめ言葉を「最高の贈り物」にする;百戦錬磨 ひゃくせんれんま ほか)
第4章 やまと言葉で、品よくほめる(「和の心」が生かされた、品のいい言葉;をかし ほか)
第5章 文豪に学ぶほめ言葉(言葉の達人たちが残してくれた作品は「最高の教科書」;文豪も使っていたイエス・ノー・イエス方式 ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞(2001年)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞(2002年)受賞。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kou
陽一
読書嫌いウィーズリー