出版社内容情報
「常に立ち返るべき郊外文化論の傑作」――速水健朗氏絶賛
米国においてある時期に、国民感情と結びつくかたちで大きな発展を遂げ、明確なイメージを持って定着するようになったサバービア(郊外住宅地と文化)――。
アメリカ映画を渉猟した著者が描く家族とコミュニティの光と影。
古書価格も高騰していた「郊外論」の先駆的名著が30年ぶりに復刊!
※本書は、一九九三年一一月に東京書籍より刊行された『サバービアの憂鬱 アメリカン・ファミリーの光と影』を改題の上、加筆修正して復刊したものです。
内容説明
米国において郊外住宅地の生活が、ある時期に、国民感情と結びつくかたちで大きな発展を遂げ、明確なイメージを持って定着するようになった―。古書価格が高騰していた「郊外論」の先駆的名著が30年ぶりに復刊!
目次
50年代の郊外の世界へ
新しい郊外の現実
娯楽を変えた50年代のモンスター
広告と商品から浮かび上がる郊外の幸福
アメリカン・ファミリーの出発点
郊外と都市のはざまで揺れる理想
変わりゆくアメリカの風景―郊外の観察者ジョン・チーヴァー
アメリカン・ファミリーの亀裂―リチャード・イエーツ、ブルース・J・フリードマン、ジョン・アップダイク、『泳ぐひと』
アメリカン・ドリームの向こう側―ビル・オウエンズ、ジョイス・キャロル・オーツ
郊外住宅地の夜空に飛来するUFO―スティーヴン・スピルバーグのトラウマ〔ほか〕
著者等紹介
大場正明[オオバマサアキ]
評論家。1957年、神奈川県生まれ。中央大学法学部卒。「ニューズウィーク日本版」(Web)のコラム「映画の境界線」や「週刊朝日」の映画星取表を担当中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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