内容説明
政府の後手後手の経済政策が、日本経済の「大転落」をもたらし、「格差」の拡大を引き起こしている。新型コロナウイルス対策の失敗の貴重な記録と分析を支え、失敗の要因である「官僚主義」と「東京中心主義」に迫る
目次
第1章 大失敗だった日本のコロナ対策
第2章 科学とデータを無視し続けた日本政府と医療界
第3章 経済対策失敗の背後に官僚の影
第4章 法令とデータに基づかない規制
第5章 どさくさ紛れに利権をむさぼる
第6章 政策をゆがめた東京中心主義
第7章 これからどうしたらよいのか
著者等紹介
森永卓郎[モリナガタクロウ]
1957年7月12日生まれ。東京都出身。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て現職。執筆のほか、テレビやラジオ、雑誌、講演などでも活躍中。50年間集めてきたコレクションを展示するB宝館が話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaz
1
日本経済を体系的にとらえたものではなく、基本的には安倍政権および官僚のコロナ対策等に対する批判をまとめたもの。新型コロナについては流動的な事項も多く、あくまで純粋に著者個人の見方と言わざるを得ない。体系だったものではないが、所々出てくるエピソードは面白い。図書館の内容紹介は『小さくて、遅くて、非効率。そんな政府の経済政策が日本経済の転落をもたらし、格差の拡大を引き起こしている。新型コロナウイルス対策の失敗の貴重な記録と分析を交え、失敗の要因である「官僚主義」「東京中心主義」に迫る』。 2021/01/21
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