出版社内容情報
第1章 テロと毒――アメリカで起きた炭疽菌テロ・オウム真理教によるVX殺傷事件
第2章 戦争と毒――イラン‐イラク戦争・日中戦争
第3章 化学兵器について――サリン・VX・ノビチョク
第4章 生物兵器と毒素兵器――ヘビ毒・ボツリヌス菌・遺伝子工学
第5章 各国の現状と防衛体制――中国・スイス・アメリカ・スウェーデン
内容説明
今の日本では、生物兵器に耐えられない―。テロ・戦争での使い方から防衛先進国の守り方まで、毒性学の世界的権威が明かす「最も恐れられる兵器」の実態。そして、今後の日本が取るべき方針とは、一体どのようなものなのか?緊急寄稿「新型コロナウイルスの病原はどこか」も収録!
目次
第1章 テロと毒―アメリカの炭疽菌テロ・オウム真理教のVX殺傷事件(理想的な生物兵器;予想できなかった生物テロ ほか)
第2章 戦争と毒―イラン‐イラク戦争・日華事変(最後の切り札、毒ガス;戦争の背景 ほか)
第3章 化学兵器について―サリン・VX・ノビチョク(神経ガス・サリンの誕生;2週間毒性を維持するVX ほか)
第4章 生物兵器と毒素兵器―ヘビ毒・ボツリヌス菌・遺伝子工学(生物兵器が狙うのは人だけではない;死亡率が高いほど優れた兵器なのか ほか)
第5章 各国の現状と防衛体制―中国・スイス・アメリカ・スウェーデン(アメリカの兵器事情;アメリカが中国にしたお願い ほか)
著者等紹介
トゥー,アンソニー[トゥー,アンソニー] [Tu,Anthony T.]
台湾名:杜祖健。1930年、台湾生まれ。台湾大学を卒業後、ノートルダム大学、スタンフォード大学、エール大学で化学・生化学を学ぶ。毒性学および生物兵器・化学兵器の専門家として知られ、1994~1995年に起きた松本サリン事件・東京地下鉄サリン事件では日本の警察に協力し、事件解明のきっかけを作った。2009年、旭日中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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