角川新書<br> 学校弁護士―スクールロイヤーが見た教育現場

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角川新書
学校弁護士―スクールロイヤーが見た教育現場

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040823171
  • NDC分類 374
  • Cコード C0237

出版社内容情報

(章立て)
はじめに
第一章 スクールロイヤーは救世主か
第二章 いじめ ―予防は困難だが適切な解決の助言役に
第三章 虐待 ―弁護士の連携で防げる可能性は高い
第四章 不登校 ―多様な背景を見極め、調整役に
第五章 校則、そして懲戒処分 ―スクールロイヤーの腕の見せ所
第六章 保護者対応 ―弁護士会の見解は真っ二つ
第七章 体罰 ―現実的な対案を提示できなければなくならない
第八章 部活動 ―白黒つける法律では判断が難しい
第九章 学校事故 ―子どもと教師を守るために
第十章 教師の長時間労働 ―原因はたった二つ

内容説明

学校での諸問題に対し、文科省はスクールロイヤーの整備を始めた。弁護士資格を持つ現役教師であり、すでにスクールロイヤーとしても活動する著者は、適法違法を判断するだけでは問題は解決しないことを身をもって体験。安易な待望論に警鐘を鳴らし、現実的な解決策を提示する。

目次

第1章 スクールロイヤーは救世主か
第2章 いじめ―予防は困難だが適切な解決の助言役に
第3章 虐待―弁護士との連携で防げる可能性は高い
第4章 不登校―多様な背景を見極め、調整役に
第5章 校則、そして懲戒処方―スクールロイヤーの腕の見せ所
第6章 保護者対応―弁護士会の見解は真っ二つ
第7章 体罰―現実的な対策を提示できなければなくならない
第8章 部活動―白黒つける法律では判断が難しい
第9章 学校事故―子どもと教師を守るために
第10章 教師の過重労働―原因はたった二つ

著者等紹介

神内聡[ジンナイアキラ]
1978年、香川県生まれ。弁護士、兵庫教育大学大学院准教授。東京大学法学部政治コース卒業。東京大学大学院教育学研究科、筑波大学大学院ビジネス科学研究科修了。専修教員免許を保有し、日本で初めての弁護士資格を持つ社会科教師として中高一貫校で勤務する一方、弁護士として各地の学校のスクールロイヤーを担当している。現在は教職大学院でも勤務し、学校経営論などの研究も行っている。2018年にはスクールロイヤーのテレビドラマの考証を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すけまる

22
すごく良い本でした。弁護士でもありながら教員の免許も持っており実際に教壇にも立ち、法と教育の両面から見た学校の問題点について述べられる。スクールロイヤーの役割、いじめ、虐待、不登校、校則、保護者対応、体罰、部活、過重労働など多岐にわたる問題について問題点と解決案を述べる。具体的なケースがすごくわかりやすく、難しさを語る。学校という特殊で閉鎖的な空間。昔から教師にはなりたくなかったがこれを読んでもそう思う。だからこそ現役教師には敬意を表す。頑張ってほしい。子供達のために。2021/03/21

寝落ち6段

11
「学校教育はほとんど誰もが経験していることから、教育問題は自分の経験に基づいて評論できる、数少ないテーマである」教育は社会の根幹である。だからこそ、活発に教育論は語られるべきである。しかし、内実を知らず、表面的な根拠らしきものを振りかざす教育論は的外れである。実際に学校に勤める弁護士として、教師とはどのような職業なのか、学校とはどのようなところなのかという根本を語る。そして、政府から下される現場を無視した政策、それによって多忙化する現場、その歪みで苦しむ子どもたちの姿が見える。教育に関心をもたなければ。2022/01/09

クサバナリスト

9
著者は教員免許、経験あり。 不登校とオルナタティブ教育の箇所をピックアップ読み。2021/01/24

totuboy

5
弁護士の資格を持ちながら、教員免許を持ち、現場で教員として働いた経験がある人だからこそ書ける。何よりも現場のリアルな感覚がよくわかっていて、読んでいても共感できる。「教育」と「法律」がどうしてもしっくりとこない点は何か、なぜ現場を無視したような法律が作られてしまうのかがよくわかる。現場を知らない人が作った法律を「コンプライアンス」といって守らせようとしていることがこのまま続けば、明らかに現場はパンクする。(もうしているかな?)2020/10/19

Yuichi Tomita

4
弁護士資格を持つ教員による著書。 教育の場と法律がいかに相性が悪いかを述べる。教育の現場にいるからこその意見が述べられており、納得出来る点も多い。 一方で、教員経験がある弁護士であることの自負が強すぎるきらいがあり、同意できない意見もあった。スクールカウンセラーが教育の領域に口出さない限りは教職資格までは必須ではなかろう。不足しているのはスクールカウンセラーと現場との連携と相互理解ではないかと感じた。2023/03/04

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