角川新書<br> 病気は社会が引き起こす―インフルエンザ大流行のワケ

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角川新書
病気は社会が引き起こす―インフルエンザ大流行のワケ

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040823072
  • NDC分類 498.04
  • Cコード C0236

内容説明

なぜインフルエンザは毎シーズン大流行するのか。総合診療に従事する著者は「風邪でも絶対に休めない」という社会の空気が要因の一つだと考える。現在の日本では、社会保障費の削減政策が進み、負担は増え健康自己責任論さえ叫ばれ始めた。医療、社会保障制度のあり方を考察する。

目次

第1章 カゼでも絶対に休めない人へ(かかったかな、と思ったらすぐ受診?;市販のカゼ薬は弱くない ほか)
第2章 命の沙汰もカネ次第(いつでも、どこででも、だれでも医療が受けられる国;病院に払ったお金の流れ ほか)
第3章 世界に誇れる?ニッポンの医療(社会保障費は国家の足かせか;全世代で高い貧困率 ほか)
第4章 健康自己責任論の正体(カゼを引くのは気合い不足?;病気は公平に起こらない ほか)
第5章 困ったときはお互いさまの社会へ(生涯現役で年金の元を取れるか;老後2000万円問題 ほか)

著者等紹介

木村知[キムラトモ]
1968年カナダ生まれ。医師。2004年まで外科医として大学病院等に勤務後、大学組織を離れ、総合診療、在宅医療に従事。診療のかたわら、医療者ならではの視点で、時事・政治問題などについて論考を発信している。ウェブマガジンfoomiiで「ツイートDr.きむらともの時事放言」を連載中。医学博士。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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