角川新書<br> 会社に使われる人 会社を使う人

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角川新書
会社に使われる人 会社を使う人

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040822549
  • NDC分類 159
  • Cコード C0230

出版社内容情報

ベストセラー『定年後』の著者が贈る「日本版ライフシフト」。ベストセラー『定年後』の著者が贈る「日本版ライフシフト」。自身も50代でサラリーマンから作家という「もう一人の自分」をつくった著者が、「働き方改革」が叫ばれるいま、真のワークライフバランスを伝授。

楠木 新[クスノキ アラタ]
著・文・その他

内容説明

なぜサラリーマンは“人生百年時代”を迎える準備ができないのか?欧米と異なる日本型組織の本質を知れば、定年後をイキイキと暮らす資源は会社のなかにあることが見えてくる。大ベストセラー『定年後』の著者が示した、日本人の新しい人生戦略。

目次

第1章 『LIFE SHIFT』の実践は難しい―“人生百年時代”の生き方・働き方
第2章 「パワハラ」と「同期入社」の根っこは同じ―日本型組織の本質を考える
第3章 会社に使われる人たちの末路―変化する女性、変化できない男性
第4章 会社を使って“もう一人の自分”をつくる―サラリーマンの新しい人生戦略
第5章 “楠木新”はこうしてつくられた―うつを経て平社員から作家へ
第6章 七つの転身パターンが教えること―キャリアチェンジの勘所を聞く
終章 なぜ会社にとってもメリットか―主体性をもった社員の力を活かせ

著者等紹介

楠木新[クスノキアラタ]
1954年神戸市生まれ。京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事・労務関係を中心に、総合企画、支社長などを経験。勤務と並行して、「働く意味」「個人と組織」をテーマに取材、執筆、講演に取り組む。2015年、定年退職。現在、神戸松蔭女子学院大学教授。MBA(大阪府立大学大学院)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

39
『定年後』『左遷論』の著者が会社員の後半戦を実りあるものにする方法を提案。 一つの組織に長く勤めると右肩上がりの成長志向の働き方は壁に突き当たり「こころの定年」状態を迎える。きっかけがいわゆる挫折や不遇であったとしても、会社の自分とは違う、これはと決めた趣味や副業を嗜むもう一人の自分を作り始めることはできないか。会社の枠組みから離れることで主体的な人生設計が可能になり、定年後の人生設計にも余裕が生まれるとします。 接する相手や場によって自分を使い分ける平野啓一郎氏の「分人」の概念と重なるところがあります。2020/03/29

すいへい

8
「こころの定年」を迎えた人がどうするかを知りたくて読む。会社の持つ機能やメリットを生かしつつ、主体的に仕事するんだな。2021/11/10

suu

6
会社員として働きつつ、もうひとつ別に自分を作る。 一定の給料を貰えるし、経験も積めるし、独立するなら土台も作れるからたしかにそっちのほうが長い目で見て良いなと感じた。 日本で生きていくならまだまだ会社員という肩書きは安心されるだろうし。 100年長いな〜と思いつつ、最近は時間ってあっという間だな〜と思うこともあるので、焦らずとも考えて行動しよう。2019/08/30

じん

6
一流大学→一流企業→順調に昇格→40代半ばから『うつ病』で3度の長期休職→平社員→定年→地元女子大の教授、な方。ま、健康でガンバロー。※人生の後半が輝くためには、サラリーマンのうちから周到な準備をしておく必要がある。p9※2019/08/28

すうさん

6
最近「働き方」がよく話題になる。働く人の大半はサラリーマンなので、60歳や65歳での定年という身分の停止をどのように考え、人生の岐路になって残りの人生をどう生きるのか。また今いる会社とのスタンスがテーマである。定年や還暦というタイミングで、「もう一人の自分」を想定しておかないと、ただただ不安になる。それまでの企業人生の中でいろいろな出来事をがあったはずだが、それを「ギフト」だと思えば見方が変わる。私達は「変化への対応」は簡単にできない。私は自分の人生を「受け入れること」で変化に対応していこうと思っている。2019/03/29

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