角川新書<br> サブカル勃興史―すべては1970年代に始まった

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角川新書
サブカル勃興史―すべては1970年代に始まった

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  • サイズ 新書判/ページ数 302p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040822204
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

少女マンガも歴史をたどれば宝塚歌劇団を原点に持つ「手塚治虫」に行き着く2010年代に入ってから、「ウルトラ・シリーズ」、「仮面ライダー」、「ヤマト」、「ガンダム」、あるいは「ベルばら」「ポーの一族」などが次々と40、50周年を迎えている。それらはみな、単に昔のものとしてあるだけでなく、現役のコンテンツとして新作が発表され、映像化、舞台化されている。逆算すれば分かるが、これらの大半は1970年代に始まっているのだ。 1960年に生まれ、アニメ、特撮ものを最初期からテレビで見ていた中川右介(作家、編集者)が「リアルタイムの記憶を基にして目撃譚」として描くサブカル勃興史。

記憶をたどりながら書きますが、公にするからには、記憶にだけ頼り、間違ったことを書いてはいけないので、改めて調べ、事実確認をして書きます。歴史家的視点と、当時の少年視聴者・読者としての記憶とを融合させ、「読者・視聴者としてサブカル勃興期を体験した者が書く歴史」を提示したいと思います。(筆者)

第一話 静かに生まれた国民的キャラクター ――『ドラえもん』(1970年)
第二話 ウルトラ・シリーズの再出発 ――『帰ってきたウルトラマン』(1971年)
第三話 石ノ森・東映ヒーローの誕生 ――『仮面ライダー』(1971年)
第四話 スーパーロボットの出現 ――『マジンガーZ』(1971年)
第五話 少年も読む少女マンガ ――『ポーの一族』と『ベルサイユのばら』(1972年)
第六話 アニメ新時代の幕開け ――『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)
第七話 ニュータイプのアニメ ――『機動戦士ガンダム』(1979年)

中川 右介[ナカガワ ユウスケ]
著・文・その他

内容説明

2010年代に入ってからウルトラ・シリーズ、仮面ライダー、ガンダム、あるいはベルばら、ポーの一族などが40、50周年を迎えている。逆算すれば分かるが、これらの大半は1970年代に始まったのだ―。国民的エンタテイメントの原点を紐解く。

目次

第1話 静かに生まれた国民的キャラクター―『ドラえもん』(一九七〇年)
第2話 ウルトラ・シリーズの再出発―『帰ってきたウルトラマン』(一九七一年)
第3話 石ノ森・東映ヒーローの誕生―『仮面ライダー』(一九七一年)
第4話 スーパーロボットの出現―『マジンガーZ』(一九七二年)
第5話 少年も読む少女マンガ―『ポーの一族』と『ベルサイユのばら』(一九七二年)
第6話 アニメ新時代の幕開け―『宇宙戦艦ヤマト』(一九七四年)
第7話 ニュータイプのアニメ―『機動戦士ガンダム』(一九七九年)

著者等紹介

中川右介[ナカガワユウスケ]
作家、編集者。1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、アルファベータを設立し、2014年秋まで代表取締役編集長として雑誌「クラシックジャーナル」、音楽家や文学者の評伝や写真集の編集・出版を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

42
サブカル勃興期の1970年代に始まり長く続いたアニメ・特撮シリーズを解説。作家や業界、周辺作品の話も含め、著者と同世代だから懐かしくて面白い。ドラえもんが学年誌から大看板にまで育つ紆余曲折は、多彩な関係者を巻き込んで興味深い。ウルトラセブンは著者の言う通り、小学生には小難しくて暗かった。マグマ大使は手塚治虫的、ジャイアントロボは横山光輝的な感性が濃厚だったと今にして思う。登場時の宇宙戦艦ヤマトは確かにSF的に感じた。手塚治虫の影響はやはり凄い。境界に立つ者の悲哀、人間の業を漫画のテーマにしてしまった人だ。2019/07/01

おかむら

36
70年代の子供向けアニメと特撮にほぼ限定してるので、タイトルよりはニッチな内容。でも著者(60年生まれ)と同年代の人にはかなり懐かし面白い(私は1学年下)。当時は興味なかったオトナの裏事情が楽しい。宇宙戦艦ヤマトの西崎Pはかなりクセの強い人物みたいで、評伝読みたいわー。ヤマトは劇場公開初日、前日から徹夜で並びたかったけど親がダメって言ったので始発で行こうと下高井戸の友だちんち泊まったら夜半まで騒いで昼まで寝ちゃって結局行けなかったことを思い出しましたー、渋谷の東急文化会館。たしか中3。2019/01/22

阿部義彦

23
70年代が焦点なのでアニメ、特撮、怪獣、中でもアニメ化を前提に同時進行か若しくはアニメが先、漫画は後からという特殊なやり方で傑作が生まれている事を知りました、そのおかずにされた漫画家は石森章太郎、永井豪、松本零士などですね。私は正直アニメには全然興味が無いので流して読みました。それよりも少女マンガ(24年組、大泉サロン)についての記述が成程と思うことしきりです。手塚治虫は宝塚市出身で宝塚に親しんで育った。全ての漫画は宝塚歌劇になりうるのだ。ポーの一族、ベルばら、成程次は風と樹の詩かな?示唆に富んでました。2018/11/19

スプリント

20
本書で取り上げられているサブカルは漫画・テレビアニメ・映画・特撮です。著者の子供時代の最後にはインベーダーゲームやファミコンがでてきそうですが守備範囲外なのかゲームには一切ふれられていません。2019/09/04

わいほす(noririn_papa)

9
サブカル=テレビ番組でいいのか、ということはあるけれど、同世代の著者が見て育った70年代のアニメ&ヒーロー物は、そのまま私の懐かしい記憶と重なる。ドラえもん、ウルトラシリーズ、仮面ライダー、マジンガーZ、ベルばら、ヤマト、ガンダム。当時始まり、今もなお新作が生まれているという基準で選ばれているが、考えてみるとそれはすごいことであり、同じシリーズを親子で楽しめるということだ。セブンやライダーで育った私が息子と一緒にティガやクウガにはまり、もしかすると近い将来、孫もまた新シリーズを観るかもしれないのだから。2018/11/26

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