角川新書<br> こんな生き方もある

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角川新書
こんな生き方もある

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040822181
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

 「二十歳のとき、いい加減な気持で結婚して失敗し、漠然と小説を書きはじめ、またフラフラと結婚し、夫の倒産に遭い、借金抱えている時に直木賞を貰い、借金が返せた。徹底的に無計画でここまで来れば、無計画の人生もまた面白いですよ、ということも平気でいえる」--。
 波乱に満ちた人生を、徹底的に無計画に、楽しみながら乗り越えてきた著者の読むだけで生きる力がわく痛快エッセイ。
 ミドル世代が感じやすい悩みや乗り越えるヒント、人生の価値をきめるもの、「老い」を迎える心構え、男と女の違いや結婚生活で大切なことなど、指南と笑いに満ちた一冊。
(※本書は、1987年刊行角川文庫『こんないき方もある』の角川新書版です)


[もくじ]
第1章 こんな生き方もある
 みがく/身から出たサビ/思いやり/灰で縄をなうには?/おかあさんの手/流れたことなし/“快怒”がほしい/親バカ落第/身を削る/三下奴の悲しみ/笑いの素材/文明の利器

第2章 幸福の時間
 魅力的な生き方/愛がわかったころに、人は死んでいく/ガンコばあさん歓迎/ヤボテンよいでよ/結婚・その城の幻影がくずれるとき/女の顔が語るもの/愛にひそむ残酷さ/本当の美しさ

第3章 妻という名の女の哀れ
 完璧主義のオトシ穴/へんな言葉「夫と妻の話しあい」/愚妻呼ばわり大いに結構/女の哀れ/女房のやきもち/ネコがネズミを追うとき/ささやかな進歩?/女はバカで結構/隣の花/苦労夫人のまわりの苦労/サービス過剰/魔のとき/趣味を食う/きょうの仲間は明日の敵/単細胞夫人/サバ読み夫人/キリキリまい夫人/くりかえし夫人

第4章 男の本音・女の本音
 男性のエゴイズム/男にとっての女、女にとっての男/女性よおおいに遊ぶべし/
ゴキブリ亭主/めでたし、めでたし

第5章 男たちの顔
 「父親」この気楽でか弱いもの/現代紳士の条件/カックイ男/まことの男/“ガンコおやじ”歓迎/夫の無抵抗主義を排す/川上宗薫のこと/北杜夫のこと/哀愁の狐狸庵/勇気ある男

内容説明

波乱に満ちた人生を、徹底的に無計画に、楽しみながら乗り越えてきた著者の、読むだけで生きる力がわく痛快エッセイ。ミドル世代が感じやすい悩みや乗り越えるヒント、人生を生きるうえで一番大切なこと、人生の価値をきめるもの、「老い」を迎える心構え、男と女の違いや結婚生活で大切なことなど、指南と笑いに満ちた一冊。

目次

第1章 こんな生き方もある(みがく;身から出たサビ ほか)
第2章 幸福の時間(魅力的な生き方;愛がわかったころに、人は死んでいく ほか)
第3章 妻という名の女の哀れ(完璧主義のオトシ穴;へんな言葉「夫と妻の話しあい」 ほか)
第4章 男の本音・女の本音(男性のエゴイズム;男にとっての女、女にとっての男 ほか)
第5章 男たちの顔(「父親」この気楽でか弱いもの;現代紳士の条件 ほか)

著者等紹介

佐藤愛子[サトウアイコ]
大正12年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年、『戦いすんで日が暮れて』で第61回直木賞を受賞。昭和54年、『幸福の絵』で第18回女流文学賞を受賞。平成12年、『血脈』の完成により第48回菊池寛賞、平成27年、『晩鐘』で第25回紫式部文学賞を受賞。平成29年4月、旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

29
愛子さんのエッセイ集はたくさん読んでいるので、その中に収録されていた話もたくさんあった。今90代の愛子さんが40代に書かれた本。弁舌は乗りに乗っており、旦那の破産の借金返しなど大変な経験もされているのに、暗さがまったく感じられず、明るくて威勢がいい。お父さんに似た性格。結婚生活には向かないのかもしれないが、男友達ともさばさばと付き合い、素敵だ。それにしても、時代の変遷を感じる。2021/09/28

まるぷー

17
大正生まれで思春期を先の大戦中に過ごし、戦後の復興の時代、高度経済成長など激動の時代を生き抜いた著者。文明の利器を無用の産物と捉えるなど、現代の生活感覚ではうん?というところもあったり、平和なこの日々の中でこんな行き方もあったのねという印象を得た。ちょっと辛口エッセイだったかも😓2019/06/23

ざるめ

15
30年前に書かれたとは思えないエッセイ(^^)楽しく読みました♪2019/06/03

frosty

6
読んでいて、どこか日々に疲れ切った心がほっと一息つけたような本だった。内容としてはもしかしたら男女の在り方という点で、多少時代錯誤であると感じるかもしれない。私は読んでいて、なんだか清々しかった。近頃「性差」というものに興味が向くことが多く「男女平等」という概念に少し疑念を持ちはじめたりしたからかもしれない。明らかに違いがあるのに、それをさもないもののようにして変化を強いる。その変化はある側面から見ればとても好ましいことなのかもしれないけれど、別の側面から見ると自然な在り方を歪めるものとしても見えてくる。2020/07/01

Woody

2
女性視点を知るのには良いかも知れない、復古版。02018/02/17

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